いよいよ明日11/30(日)までとなりました神田ゆみこ作品展〜輝き〜。 今日11/29(土)・11/30(日)は神田ゆみこさんが在廊されてます。 そのすごい描写力もそうですが、作品から受ける独特の印象と「神田さんの見る世界」のユニークな視点について直接お話をうかがえるチャンスです!
まだのかたはぜひ!
「人は見えるように描く」とは、私が教えてもらった先生の名言ですが、まさに神田さんの作品は、「これどういう世界に見えてます?」と聞いてみたい作品がたくさん!(というか全部だったえいするけど)
そして作家さんの思いもかけない視点に唸ったり、自分と一緒で嬉しかったり…という楽しみが鑑賞者にはあるんですが(これは作家さんにはない、『見る人だけの』お楽しみですね。)
…これはうう〜ん、そうきたか。と唸りました。「割り箸」。
この作品、実は妙に堂々とした感じがとても気になってたんですよね…。
神田さん曰く「割り箸って使われときって、割られて終わっていくものでしょう?その瞬間を”気をつけ”してじっと待っている感じがして…。」え?そうなの?…なるほどそう感じると、覚悟を決めて静かに時を待ってる武士の姿に見えて来た。その律儀で健気な姿が神々しくも切ない…箸袋は白装束か?裃か? 割り箸…潔し!参りました。
…そういう話を聞いて「知らない世界が見える」ような気持ちになるのでArt鑑賞はやめられないんですよね。