明日4/16(日)までとなりました【
山口敏郎展】。
居るだけで何かが覚醒しそうなこの空間もあと2日。
ぜひ、お花見の帰りにでも(^^)立ち寄ってくださいね。桜よりインパクトがあるかも…です。
”スペイン在住の…”という紹介フレーズや湿気のないカラリとした目に痛いような鮮やかでくっきりとした色から受ける作品の印象は、”ザ・スペイン”なんですが…実際の作品に込められた思いは意外や東洋の感覚だったり思考だったりするのです。
例えばこの作品
「思考の壁」。
輝くような鮮やかな色ですが、とても東洋的。
西洋の”自然をコントロールしよう”という思考とは対極の、東洋の”自然と一体になる”という思考。それを表現するために、あえて描きづらい素材を用いて作られた作品です。
自分のルーツ(自分とは何か?)を問い続ける作品は、ギャラリートークに取り上げた「ピカソ」
もしかり。ピカソのエネルギッシュなところや自分作風を次々に壊して新しいものを作り上げる姿勢など、お話を聞いていると山口さんと重なるところが多かったです。
写真はギャラリートークのもの。
今日・明日とも在廊してくださってます。ぜひ貴重なお話を伺ってください。
【
山口敏郎展】2017年4月5日(水)〜4月16日(日)
AM11:00〜PM7:00 最終日はPM6:00まで
在廊日:会期中、全日在廊