安達さんは多分、トンネル大好きなんだと思う。
最初に「これ、トンネルなんです。」と作品を見せられたのは何回か前の作品展の時。
その時は正直「…トンネルですか…?」と、なぜ?と少々不思議な気持ちになった。
それっきりかな?と思ったら、その後作品展のたび毎回登場する、トンネルモチーフ(^^)
いい味出してるけど常に名脇役といったポジションだったんだけど、今回主役に躍り出ました!
小さな自動車たちが吸い込まれていく”トンネル”。
できれば、暗い方から明るい方に向かって眺めてみて。
一旦闇に吸い込まれて輝く別世界に到着する…。
そういうことだったんですね!
文字どおり「ここではないどこかへ」でもよし、
気持ちや精神的な話とも取れるし…。
とても象徴的でドラマティックな”トンネル”。
そういえば小説や映画にも印象的に登場しますよね。
超有名な
「国境の長いトンネルを抜けると雪国であつた」…。
「ナルニア国物語」や
「千と千尋の神隠し」などなど。
もう一つの世界へ行ってみませんか?
隙間から覗く景色のようなブローチ。
刻々かわる焼け前の空のようです。
【
安達知江 硝子展〜記憶の断片小説】2017年4月19日(水)〜4月30日(日)
AM11:00〜PM7:00 最終日はPM6:00まで
在廊:4/22(土)、23(日)、4/29(土)、30(日)…終日
それ以外の平日…1:00〜
月明かりランプ:3点
硝子オブジェやブローチ:約150点、食器:約20点 など