カフェゼット珈琲ファンの皆様へ!
今週平日の3日(水)〜5日(金)のみ、おすすめ珈琲として、この
「ハワイコナ グリーンウェル農園」をカフェゼットの他の珈琲と同価格で販売します。
ただし、ランチにお出しするおすすめ珈琲は、皆さんおなじみの定番珈琲グァテマラサンタカタリーナ農園になります。
他のお店によっては、一般のハワイコナを1000円〜1500円の価格帯で販売しているのでびっくりしてしまうのですが、ハワイコナは、ドリップするのも大変むずかしく、カフェゼットでは、ハワイコナの中でも最高級のこのグリーンウェル農園の美味しさを最大限に味わえると思いますよ!
グリーンウェル農園の珈琲豆ですが、毎年安定した素晴らしい出来の珈琲というイメージを持っています。
09-10のニュークロップ(採れたて新豆)も一粒一粒がふっくらと丸みを帯びていて、いびつな豆が皆無というのには驚かされます。
この珈琲を飲んだ人は一様に「クリーン」という言葉を口にされます。
甘味を伴う柑橘系のさわやかで上品な香りはとても心地よいです。
ティピカ種(コーヒーの原点ともいえる品種、栽培の面倒さから世界的に生産地が少なくなっている)の見本のような綺麗な香味です。
コナの最高級品はティピカ種のスクリーン19の大粒のエクストラファンシーで、これは希少特別で現地でもあまり売られていません。
もちろん今回お出しするのはこれ。
ご希望があれば、どれほど奇麗な豆かお見せしますので、遠慮なくおっしゃってください。
(以下の文章は「スペシャルティコーヒーの本」堀口珈琲研究所 堀口俊英 旭屋出版を参考にしました。)
ハワイは、ハワイ島、カウアイ島などでコーヒーは栽培されていますが、その中でもハワイ島コナ地区は標高600mと高く、海洋性気候で中米の1200mの気象条件に匹敵します。
ここは平地に比べ涼しく午後は曇ることが多く、シェードツリー(日照量を調整するためのコーヒーの木に日陰を作ってくれる木)を必要としません。
米農務省の輸出検査が厳しいので、生産者も品質に気を使います。
もちろん米国の土地なので、人件費や地価が他の生産国より格段に高く、豆の価格もブルーマウンテンについで非常に高い設定となってしまいます。
価格の高い理由がブルーマウンテンとは異なり明快であり品質基準と香味ともに素晴らしく、スペシャルティコーヒーとして上質のものといえます。
by マスター