作家さんというのはみなさんそうなんでしょうが、ひとつの作品をかたちにするまでには、日頃からいろんなものに興味をいだいたり、従来のあたりまえと思うものにさえ発想の転換をしたりしながら、苦しんで苦しんで(いや、その苦しむことも楽しんでいるんでしょうか)、試行錯誤しながら大変な努力の過程があるのだと思われます。
その長い旅を経て鍛え上げられた作品というものは、案外シンプルで贅肉がなく実は使うほどに奥が深いことを実感させられるんです。
今回見に来てくれたゲストの方々にも杉田先生の「きぼりまみれ」君たちのそんなクラフトの血が伝わってくるんだと思います。
硬い木をこれだけ細かい作業で彫っていくこと、リアルに動くための支点を滑らかにする作業、ときには重りを埋め込んだりして重さの絶妙なバランス、一体完成するのに多大な工程と時間がかかっているのです。
同じものを作ろうと思ってまねをしても、実は無理なんですよ、本当に!
楽しんで帰っていただければ、本当にそれだけでいいんですが、鑿のあととか絵具の筆使いとかまで見ていただくと作家さんのその作品に打ち込むていねいな姿も感じていただけると思います。
以前から杉田作品を見て来られている方も、今回新作が多いことと、定番作品にも進化があって、新鮮な気持ちの感想をいただいています。
後半戦に入り、作品の補充を少ししていただきました。
その中でも
「シロクマ君のDMホルダー」、おすすめです!
そしてそして、いつもカフェゼットのことを気にしていただいて、そのお気持ちだけでうれしいんですが…今回もこれ使ってみてと言ってトレーの中敷を作っていただきました。

他のギャラリーから送られてくるDMを最近はこのトレーに入れているのですが、すぐに乱雑になって、整理にも時間がかかって大変そうなのをみかねてのこと。
作家さんたちから預かったDM、一枚たりとも無駄にならないようにと思ってはいたのですが、この
「杉田式中敷」のおかげで立体的にDMがこれまでの3倍くらいは収納でき、かつすっきり見やすいという良いことづくめ。
この発想の転換的アイデアにも杉田イズムを感じて、尊敬とともに本当に感謝です!
by マスター