これってひょっとして…
そうなんです、前回個展のあと、私がお願いして光延さんに描いてもらいました。
カフェゼットではこのティセットはおなじみですが、すでにメーカー側ではデッドストックとなって久しいデンマーク製ロイヤルコペンハーゲンフルーテッドメガシリーズのものです。
実際の器も熟練の職人さんが面相筆で花の模様を1個1個手描きしていっています。
この絵の場合、1本1本線で描いていくテンペラ手法が器のフルーテッド(縦すじ)と花の模様の質感をうまく表現してくれていて、実物以上のリアルな職人技に脱帽です!
黒壁の隅っこに掛けられているので、遠くから見ると写真と間違う方が多いのですが、他の作品と一緒に展示してもらっていますので、お見逃しなく!
そして、お花シリーズはまだまだ続きます(これは部分写真)。
普通油彩では言わないのでしょうが、ボタ二カルアートそのものですね。
お店のフラワーアレンジメントの桜も花が開きました。
今週は、天気が荒れ模様ですが、カフェゼットは、早春の季節を中心に描いた光延由香利作品展が春の陽気を運んでくれています。
光延さんからひとこと、「いつか見た景色の中に隠されている、新しい世界への扉を見つけていただけるとうれしいです」。
by マスター