
牛窓町長浜に工房を構える壮一さんの窯は、ダイナミックな「穴窯」です。
いくつかの部屋に区切られる「登り窯」と違い、どーんとひとつの細長い部屋のため、置かれた場所によって作品にいろんな表情が生じ深みが出ることで、そこが作家さんにとってはおもしろいようです。
6月27日(日)夜、仕事をおえて、窯を炊く現場にお邪魔しました。
この日の昼間に火を入れたばかり。
斜面下のメイン焚き口で薪をどんどん燃やして窯全体の温度を1200度くらいまで上げて行きます。これから夜を徹して10日間近く続く大変な作業、ほんの一端だけ垣間みることができました。
写真は、以前写した昼間の工房の様子に今回の夜の窯風景を合成したものです。
来月7月14日(水)からゼットとのコラボ企画として今回窯から出たばかりの壮一さんの新作器を展示販売しますので、お楽しみに!
by マスター