
堀越克哉作品展、残すところあと3日間、5日(日)までとなりました。
堀越氏は、岡山市主催「市民の童話賞」入選作品選集『おかやましみんのどうわ』の表紙絵を毎年描かれている作家さんなんで、馴染みのある方も多いと思います。
出身は大阪の都会っ子ですが、高校の頃から風景のスケッチに岡山を訪れていたそうです。
モチーフとして、漁船、田んぼ、電車、古い一般木造家屋などふんだんにある岡山が大好きだったみたいです。
そんな岡山に惹き付けられてこの地に移って来られて20数年、誰より岡山を愛する堀越氏ならではの風景画ロケーションのチョイス、飾らない生活の場所をセレクトされています。
なぜかその絵には、岡山人にとっては安心感があって、また関西方面からお越しの方も多く、都会の方にはどこか懐かしさを感じさせてくれるみたいで、お茶を飲みながら何時間でもそこにいたくなるような気にさせてくれます。
今回の展示もどれも良いです。
その中で一番私の心の琴線に触れるのがこの作品、そして Picoさんもこの作品が一番のお気に入りみたい。
堀越氏が牛窓に絵を描きに行く途中、たまたま目を留めた場所とか。
シンプルの極みですが、実に奥が深いです。
実際に作品の前に立つ絵の中にすい込まれていくような感じをおぼえるから不思議です。
ぜひぜひ見に来てくださいね!
by マスター