やっと、なんだか秋の気配がしてきましたね。
あっつい!夏もそろそろ終わり。
間に合ってよかった〜。初秋の爽やかな風をイメージした作品展なので…。
好評をいただいてます
シルバージュエリー展〜こずえを揺らす銀の風にのって~
その魅力はどこから?
矢吹公乃さんのシルバージュエリーの魅力は花々や葉など柔らかく優しい植物を「銀」という本来硬くシャープな金属で表現したその意外性とずっと思っていましたが…。
作品を見てるうち、それだけじゃないな。と思うようになりました。
なぜ、
矢吹公乃さんのシルバージュエリーを見る方たちは、みなさんあんなに優しい顔になるのか?
「意外性」…それは、すぐに形を変えていく植物を、永遠に変わらない銀で作っていることでは?
それは古来から多くの人が願った、咲いては枯れていく運命の花をずっと咲き続けさせたい…という思いにも通じるものがあるんでしょう。
昔から、よくおとぎ話や伝説には「黄金のリンゴ」やら「金のガチョウ」やらが登場しますものね。
「永遠に咲き続ける花」…決して自然界には存在しないその花は、変わらぬ愛や、固い約束の象徴。
だから、みなさん食い入るように見入って「…記念に。」とか「…自分へのプレゼントに。」と選んでいかれるんですね。
その時の顔のうっとりするような優しい目は、きっと
矢吹公乃さんのシルバージュエリーの向こうに素敵な思いを描いているから…。
幼いころシロツメクサの冠や指輪を作って約束をかわしたように、銀の花々に思いを込めてみませんか?