まるで、今摘み取ってきたばかりのようなシロツメクサ。
あんまり瑞々しいので、本物から型取りしたんじゃないか?と思えるくらい…。
と、書くと信じちゃいそうでしょう?
違うんですよ!
矢吹公乃さんのシルバージュエリーは、花の一つ一つ、葉っぱの1枚、1枚に至るまで全て手で作っているのです。
きっと型があるんでしょう?と思ってる方それも違うんです!
すべて、アートクレイシルバーをこねて削って磨きだして作ったもの。
だから自然の草花に2つとして同じ形が無いように、全て違った輝きを持っているのです。
この爪の先ほどの小さな葉っぱがあつまって、銀のシロツメクサができあがります。
その繊細で精緻な作業といったら!
「たぶん私、お米に字がかけますよ。」と公乃さんは笑いますが、さもありなん!
そしてこの細かい細かい作業、「どうやったらあんなにリアルな花になるの?」
そうなんです。
絵に描くだけも”本物そっくり”に描くにはかなりの熟練が必要。
ましてや、立体・3次元ですよ!!おまけにこの小ささ!
イギリスでは植物を見事に育てるガーデナーを尊敬を込めて「グリーンハンド」、「緑の手」を持つ人というようですが、公乃さんはきっと「銀の手」の持ち主。
あ、ひょっとしたら「緑の手」も持っているのかもしれませんね。