
現在ゼットの
写真教室講師でおなじみの
青地大輔先生、"
My turning into me"、"
The World”に続いて2年ぶり3回目の展覧会です。
「猫は誰が撮っても可愛いので、私の猫写真は一般に公開しません」とまで、頑に展示を拒んで来られた青地先生を口説き落として今回の展覧会に漕ぎ着けました。
猫を被写体にした氏の作品群を初めて見たときには、あーこんなゆるい写真もとるんだな一と一瞬思ったんですが、そこには、猫写真からイメージするただ単に可愛いという概念を越えた、飼い主の生活臭さなど人間社界の縮図までが投影された感じの、ちょっとシニカルな面も垣間みられるところが青地流でした。上のDM写真は、三味線屋さんで飼われている(ちゃんと愛玩としての)猫ちゃん。
現代版「吾輩は猫である」の挿絵原画展といえます。
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青地大輔写真展「ねこだまり」
10月20日(水)〜31日(日)am11:00〜pm7:00
期間中10.25(月)と26(火)は定休日です。
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~青地先生からのコメント~
写真の仕事で飛び回る中、日本中どこに行っても猫が近寄って来ます。
何でこんなに猫に好かれるのか、自分でも不思議に思うことが。本番撮影の合間にふっと息抜きで撮った写真が気がついたら、随分溜まりました。
風景、人物の発表の場が中心で、これまでほとんど公開していなかった猫写真を選りすぐって展示販売します。
今回、カフェゼットという場所で、理屈抜きで楽しんでもらえたらと思います。

ゼット本棚にあるたくさんの蔵書から写真と猫に関連するものをセレクトしてみました。青地作品をひきたたせてくれています。
by マスター