本日はようこそ、
小林克久個展 「in The Life」にお越し下さいまして、ありがとうございます。

まずはどうぞこちらの
小林オリジナルチェア「Kチェア」にお掛けくださいませ。
座った感じがピタッとおさまると思いませんか?
座の部分が、ペーパーコードで編み込みされているからなんです。
デンマークのデザイナー、
ハンス・ウェグナー「Yチェア」のと同じ素材です。
裏側を見比べていただくと、「Kチェア」の方が編み込みがよりタイトに丁寧に美しくされているのがわかると思いますよ。
そしてきつく編み込んでいくためには、椅子の構造もしっかりしたものでないといけないんです。
釘を1本も使わず、ほぞでがっちり噛み合うような造りにしていますので、何年経っても狂いは少ないですよ。
一生ものと呼ぶにふさわしい作りでございます!

「Kチェア」の中でこのロッキングチェアもいい味出ていますよね。
アメリカスタイル、日本スタイル、北欧スタイルと3つのタイプに大きく分けられるうち、北欧スタイルが採用されています。
座ってゆらゆら揺られやすい構造(アメリカ、日本スタイル)ではなくて、座る位置とか用途(本を読む、食事をする、リラックスする等の姿勢)に合わせて椅子の角度を変えていきやすいようにソリのようなアーチ部分の角度が考えられているのです。
自分用の椅子としてこれがひとつあれば、用途に合わせて何脚も買う必要もないということになりますよね。
ですから「Kロッキングチェア」は、使う方の体のサイズを測ってから作っていく完全オーダーメイドになってます。
これぞ毎日を共に過ごしながら寄り添い励ましてくれる、そんな「日々使イ」になりそうですね!
他にもカフェゼットの本棚、ベンチ、ギャラリーの飾り棚…全部小林さんに私のわがままを伝えて作ってもらったものばかり。

あなたも日頃からこんな家具が部屋にあったらいいなとか、そんな思いを小林さんに相談してみてはいかがでしょうか。
24日(木)は、14時頃から小林さん在廊されていらっしゃいますよ。

ここ一年の小林さんの活動状況です。
2010.2月「in Oval Boxes」CafeZ
4月「春日展・春宵展」Cafe du Grace
5月「フィールドオブクラフト倉敷」
10月「第1回ほぼ日作品大賞展」ほぼ日刊イトイ新聞
CLASKA The 8th Gallery
10月「Design X'mas」伊勢丹新宿店
多忙極める中の今回の個展、作品は家具も含めて130種類の130点=すべて一点モノです。
売約済みとなっていても、展示現品とは木目など微妙に異なることになりますが(その意味でも全部一点モノ)、すべて注文を承ります。何でもお気軽にお尋ねください!
by マスター