遅かった桜もちらほら咲き始め、やっと春到来!といったところでしょうか。
春の温かい日差しのように癒される〜と好評の
神山結子 【てぬぐい展】 、いよいよ明日までです。
「てぬぐい」、これも日本の世界に誇る文化なんじゃないか?と思う今日この頃。
文字どおり、手をぬぐうだけでなく、ちょっとしたものを包めたり、マフラーやバンダナにもなるし、テーブルセンターにも、窓に吊るせばカーテン代わりにも…と用途は無限大。
むか〜し、授業で「牛乳瓶の使い道を10個、5分以内に考えろ。」という課題が出て、5個くらいまでは思いつくんだけど、そこから後が…。ってことがありましたが、
その課題が「てぬぐい」だったら楽勝だったかも。
やっぱり、このサイズと生地でしょうかねえ?先人の知恵はスバラシイ。
ゼットでも、マスターは今やすっかり「てぬぐい」派。
使い始めるとハンカチに戻れない(ハンカチ派の方、スイマセン。)らしい。(特に夏場…。)
そして、機能もさりとて、この色・柄の楽しみが「てぬぐい」の愉しみ。
ハンカチの刺繍や、ワンポイントの凝った装飾も捨てがたいけど、
布を切っただけっていう、潔さが持ち味のてぬぐいは、ずばり総柄で勝負!
今回の
神山結子さんの布は、どことなく北欧の香りがするような…。
その魅力に惹かれて、会期中に2度、3度と足を運ばれる方もいらっしゃいます。
あ、そうそう「てぬぐい」の重要な使い方を忘れてました。
4月から新生活を始める方、向こう三軒両隣への、ご挨拶は「てぬぐい」ですよ!
生地にも染めにもこだわり抜いた、こんな逸品を持っていったら、引っ越し早々、「センスのいいお隣さん」と評判になることうけあいですよ(^^)