中野由紀子さんが大学2年のときからずっと続けているゴスペルのサークル活動。
今回の個展のテーマ、
" everything that has breath " は、いつも仲間と歌って来た大好きな曲に因んで付けたものだそうです。

そして今回の作品の数々もこの歌からインスパイアされて生まれています。

テーマも決まりDMも刷り上がって、この個展に向けての制作途中でした。

テレビに流れるあの映像を見た瞬間、何日かは手が震えて何もできなかったとか。

脱力感の中で、この歌を何度も口ずさんでいると涙が止まらなくなったそうです。
彼女の個展を楽しみに待っていてくれる方たちの顔が浮かび、見に来てくれる方たちを元気に迎えたいという気持ちに徐々に切り替わっていったのです。
あとは制作の遅れを取り戻すのに無我夢中で、
彼女自身も信じられないくらいだったとか。

これゴスペル合唱隊に見えません?
手をひろげて歌っています。響き合っています。
聞こえます。生命の歌声が。

13日(水)から、後半に入ります。
ひとりひとりに感謝の気持ちを伝えたい…
そんな思いで展覧会中〜最終日17日(日)まで、昼からずっと作家在廊されていらっしゃいます、ぜひ!
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中野由紀子 〜ガラス展〜everything that has breath.
2011.4月6日(水)〜4月17日(日)
AM11:00〜PM7:00 最終日PM6:00まで
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by マスター