ディスカバージャパン。
かつての国鉄のキャッチコピーじゃないですが、日本の中の「外国」というくらい深遠な(というか、外国よりももっと知らないところかも。)、熊野古道の中でももっとも険しい道とされる「
大峯奥駈道:おおみねおくがけみち」のお話が聞けるとあって、前回にも増して
ゼットに大勢の方が来てくださいました。

今回のお話も驚くというか、心に滲みるお話ばかり。
みなさんどんどん引き込まれていきます。
展示されている、1点、1点の撮影時のエピソード、そしてその撮影に至るまでの日々の暮らし…。
写真そのものも心を打つのですが、お話をうかがうとまるで自分が体感したような気持ちになってくるから不思議です。
え〜!聞きたかった〜。と思った方、ぜひ気になる写真について在廊中の神崎さんに質問してみてください。深いお話を教えてくださいますよ〜。
そして、おまちかね今回大峯山宿坊を体感できる、宿坊の朝ごはん「
茶粥」!!
レシピを伝授してもらってマスター茶粥初挑戦!さてお味は…。
これが…うまい!!お茶だけなのに香ばしく、しかもさらっとしてて、ほんのり甘みもあり…。
これ?出汁はいってないんですか?ほんとに…?という声もあちこちから。
おかゆってこんなに美味しかったのね。
神崎さんいわく「今回のはサツマイモが入ってて贅沢バージョンですね(笑)」
ほとんど宿坊の味が再現されてます。との神崎さんのお墨付きをいただき、マスターもほっ。
アクを取り続けながらがんばったかいがありました〜。
お供には、奈良天川村洞川温泉の「
翠嶺館」さんが自家栽培している3種類の「
破竹(はちく:ほそーいタケノコ)」、「
虎杖(いたどり)」、「
伽羅蕗(きゃらぶき)」を特別にこのイベントのために作ってくれた出来たての佃煮。
…絶品です。
こういうお食事をしながら、修行されているのか〜と思うと感慨しきり。みなさん笑顔が違います。
いや、なんかちょっと生まれ変わった気持ちです。
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神崎士郎写真空間【斗藪と参籠(とそうとさんろう)】
10/24(水)~11/4(日) 11:00~19:00
※期間中の10/29・30の月・火は定休日により休み
※最終日は 18:00まで
※「斗藪」霊山を修行で歩くこと「斗藪」霊山に修行で籠ること
神崎士郎さんは、吉野と熊野を結ぶ修験道の修行の道として世界遺産となった
「大峯奥駈道:おおみねおくがけみち」にある宿坊支配人であり写真家。
当地の大自然や修験道の写真はそのスピリチュアルな世界が多くの人を魅了しています。
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