訪れたホーチミン市は旧サイゴン。日本でいうと大坂といったところでしょうか。
ここはアメリカ軍の拠点となった地でもあり、ベトナム人民解放軍がサイゴンを陥落させることで戦争が終結した地。(と思う)どうなってんだろう・・・とどきどきしながら市街へ。
・・・そこは「プチ上海+ホノルル÷2」
私達の滞在したのはおそらく「ベトナムの銀座」。かなり限られた場所。
でも〜、お店じゃUSドルが普通に使えるし(これはユーロ?って感じ)、日本語と英語はたいがい通じるし、「ええ〜!?」って感じ。
空港使用料なんかUSドルが基準!でベトナム通貨で払うと「日々レートが違うから損」って自国通貨が基準じゃないの?(オ〜イ、アメリカは敵じゃなかったのか〜?)
日本語も結構マトモな会話が成立。「ヤスイヨ〜。シャチョー!ゼンブデ、シェンエン!」なんていううもんじゃなく、話ができるかんじ。シクロのお兄ちゃんたちの英語のほうが私達の危うい片言英語よりよっぽど確か。みんなすごい勉強してるなって感じがありあり。勤勉な国民性なんだろうな、と。
そして、なんていうかみんな素朴で親切。優しい感じ。
これが、社会主義(共産主義)おおらかさというのか...かつてず〜っと前にはじめて中国を訪れた時に親切にしてもらった感じが蘇りました。損得抜きに親切っていうか。
これは語弊があるかもしれないけど、資本主義国の観光地ってお店の人の目がギラついてるようで恐いときがあるんですよね。「日本人(=お金)がやってきたぞ!お金を使っていけ!」社会主義でも今の上海はこんな感じがしたけど。
私のベトナム滞在中はそれを感じなかった。
道が渡れなくて困ってたとき(4車線道路なのに横断歩道も信号も無い!)、交通整理をして渡してくれたシクロのお兄さん、ガイドマップのお店を訪ねたら一所懸命さがしてくれて、自分のオススメのお店を教えてくれたショップの女の子、同僚の子がホテルへの道が解らなくて困ってたら、並走して着いて来てホテルを案内してくれたタクシー・・・みなさんありがとう。
わたしが見る限りでは、みんな少し奥ゆかしく、優しい素直な人たち。
買い物をしていても妙な緊張感がただよわないのは、こんな人たちだからかな。
買い物で癒されに行きたい方はおすすめです。ほんと。お母さんと娘で行くのもいいかも。・・・・つづく