
今回の展示作品の特徴は、「拭き漆」という技法で、木地の木目を活かしつつ、何度も摺り込むことにより、深いつやを帯びている作品の多いこと。
その中でも金属のような質感でひときは渋い光沢を放っているものが見受けられるはず。
これは????


ひとつひとつの作品、素材選びから始まって、木地作り、何度も塗り重ねる漆塗り、仕上げにいたるまでに丸4ヶ月を有するという、もうびっくりするくらい手間の込んだことをして来てのものなんです。

どこまで完成度の高いことをしているか、細かいところは、
小林さんのブログをご覧になってください。
ちなみにご本人のコメント:「今回の器、カップやお椀などはすべて縦木取りで拵えてます。内側の底や縁などは強度を高めるために地の粉を蒔いたり漆を塗り重ねたりと細かい工夫をしてあったり、
お皿などの横木取りの分も歪みが出ない様に裏に筋目彫りを加えたりしています。地味~~~に実は前回よりかなりバージョンアップしています。」とのこと。

なんでここまで手間ひまかけるのか…やはり作家魂のなせる技…尊敬しています。
今週は毎日在廊されています。
いろいろとお話を聞いてみてください。きさくにお話のできる作家さんでもあります。

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小林克久 木工作品展
【〜together〜in The Life #3】
2013年3月13日(水)〜3月24日(日)
am11:00〜pm7:00(最終日は pm6:00まで)
月・火曜日定休
展示作品すべて販売します。ほぼ毎日在廊。
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