早くも、あと2日!になってしまいました、
宮崎郁子人形展【 Die Augenstamme〜樹の瞳】。毎日大勢のファンの方で賑わってます。
”あの”エゴン・シーレの(平面)の登場人物が、立体でしかも等身大って…!
シーレの絵のなかの人物は、もの言いたげに、挑むように、じっとこちらを見つめているポーズが多いのですが、宮崎さんの等身大の人形たちになることで、本当に隣にいるような不思議な気持ちにさせられるのです。
時も場所も超えて、まるで旧知の友人のようにそこに居るような…。

佇んでいるのは、自分なのか、作品なのか…。

そして、もう一つの楽しみは、「シーレの絵のなかの人物」をモチーフとした作品たち。

どの絵画から抜け出してきたのかを探してみるのも面白いですね。
宮崎さんの作品に漂う、ひりひりとした満たされない感覚はシーレの絵画の印象に深く繋がっているように思います。
満たされなくて、でもあきらめられなくて、いつか必ず何かを手に入れるんだ。と葛藤する、希望と絶望と自信が入り交じった気持ち…それを人は「若さ」というのでしょうか?
瑞々しいほろ苦さと秘めた作品たちにぜひ、”逢いに来て”ください。
-------------------------------------------------
宮崎郁子人形展【 Die Augenstamme〜樹の瞳】初出版記念個展
2013/11/6(水)~11/10(日)11:00~19:00(最終日は17:00まで)
1週間だけですよ!
期間中は、毎日在廊してくださいます!
-------------------------------------------------
応援のクリック1票、よろしくお願いします!
にほんブログ村もいっしょにクリックお願いします。