今年も参加しています、「
おかやま文学フェスティバル2014〜おいしいおはなし〜本の世界のすてきなひと皿」。
今回Zが選んだ一冊は岡山にも縁のある原田マハさんの「
ジヴェルニーの食卓」。
モネ、セザンヌ、マティス、ドガの繊細で美しい物語が紡ぎだされる短編集。
ぜひ、画集を手元に置いて読むのがおすすめです。
その中の表題の「
ジヴェルニーの食卓」は、大家族だったモネの家族への愛に何度読んでも思わず涙してしまいます。
このジヴェルニー、Z家もかなり思い入れのある場所でありまして…。
新婚旅行で訪れたのですがお庭もさることながら、その輝くばかりの黄色のダイニングと青空のような真っ青のキッチンにびっくり。
その後食通としても知られたモネのレシピをいろいろ調べていたんです。
その中で今回Zでお出しするのは「
スフレ・オ・ショコラ」。
スフレは特にモネが好きだったメニューのようです。
このスフレというお菓子(お料理)、あまり馴染みがないと思うのですが、それもそのはず、あつあつの膨らみがあっという間にしぼんでしまうデリケートさで食べるタイミングがとっても大切。
家族が全員揃ってテーブルを囲んだ時にしか出せない…まさに家族の愛を確かめ合うようなお菓子なんです。
そう、愛はタイミング。
つかみ損ねると一瞬でしぼんでしまう…。深いですね。
おりしも2月、3月は”愛”について考えることが多くなる時期。
大切なあの人と、タイミングをあわせてみてはいかがでしょうか?
…そういえば「
麗しのサブリナ」のなかでヘップバーンがオーブンのスイッチを入れ忘れて膨らまなかったもスフレでしたね。
そんなヘップバーンに料理学校の仲間のオジサマが一言。「幸福な恋をしている女は、スフレを焦がす。不幸な恋をしている女は、オーブンのスイッチを忘れる。」
う〜ん、膨らむタイミングも難しいようです(^^)
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「
モネのスフレ・オ・ショコラ」
3月23日(日)まで pm15:00〜
※ご注文いただいてから焼き始めるので、15分程度かかります。
お時間に余裕をもっておこしください。
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