安達知江硝子展「と、或るいちにち」
2015年4月8日(水)〜4月19日(日)
AM11:00〜PM7:00 最終日PM6:00まで
※在廊日:4/12(日)をのぞく全ての日
最終日PM6:00まで
この季節にぴったり。春の夢…のような、安達さんのガラスの作品展が始まります。
え?これがガラス?と驚かれる方も多い安達さんの作品。まる遺跡から発掘された遠い昔の文物のようう。
今回は「春のと或るいちにち」
朝・昼・晩と移り変わる光。なにげなく過ぎてゆく一日のなかにも、まるで舞台の場面が変わるように物語が現れては消えてゆきます。
安達さんの作品は、暗号のようにそこに在る。
まるで夢占いに出てくるもののように何かを伝えたがっているように思えるのだ。
例えば目を閉じて佇む少女はきっと見る人の中の「私」。花咲く時を夢見ながら待っている。
今回紡ぎ出される物語は「と、或る春の一日」。
朝・昼・夜の光のうつろいの中に生み出されるのは、過去の記憶なのか未来の予言なのか…。
答えは、作品に対峙する私の心に降ってくるに違いない。
DMより カフェZ酒井政徳
春の丘。咲き乱れる花々は、ピンバッチなんです。
優しく咲く満開の桜。今年はもう散り始めていますね。
これこそ儚い春の夢。一年のうちのたった数日間の夢のようなひととき。
昼間の日差しの中の優しさ、月明かりに照らされた妖艶さ…。
その日のために準備された時間が長ければ長いほど、美しく輝くのです。