このシーズン数あるアート関連のイベントの中でもっともマスターのお気に入りのひとつにして、待ち遠しくも今年で4回目を迎えるにあたって、皆勤賞にて行って来ました
【 鞆の浦 de アート 2015 】!
まずは、鞆の町の中心部あたりからのスタート。
澤村船具店さんの倉庫へ。
一番のお目当て
ヨシダコウブンさんの作品。
いくら探しても無い無い、ついでに近くの骨董屋や喫茶店に入っての彷徨い歩き。
結局参りました、船具屋のお母さんに聞いたら「 あそこ ↑ 」と優しく指差した先は、あーなるほど、これはすぐには分かりませんな。
海難の守り神として、江戸時代の頃からまるであるかのように馴染んだ感じで作品が並んでいました。

そんな感じで、いやがおうにも町に住む方々とのコミュニケーションもスタートして行くのです。次のターゲットは
保命酒屋二階の
千葉尚実さんとなると、これもまた保命酒を飲ませてもらったりとついつい話ははずむ。

御船宿いろはの中庭に展開するは大前和之さんの鉄の作品など、どんどんお店の人たちの温かいおもてなしのナヴィゲーションを受けながら、どんどん作品が謎解きの名探偵のように顔を現してくれて。
福禅寺 対潮楼の
石北有美作品のダイナミックさは格別!
潮風に向かって運行する廻船のようで鞆の浦ツアーのクライマックスか!
と思いきや、桝屋清右衛門邸で開催されし石北有美個展と書の中村文美さんの紙のインスタレーションは、これまでテーマにして来た「水」をさらに深化、一滴の波紋に赤い椿が源平の歴史を連想させるなんて、ここが終着点にふさわしい作品でした。


最後はSHIONのカフェでゆったり海を見ながらお茶を。
海をテーマにした作品たちの余韻に浸りながら。
高橋謙二さんの鉄の作品、ハシビロコウさんと記念撮影もまた一興。