大人気です
【田中MAN展】!
ホンモノ以上に生き生きしてる!と見る人見る人が目がキラキラです。
「絵画ってよくわからない…。けど、すごいよね。」といつもならちょっと背筋を伸ばしてみてる方も、今回は「わあ〜〜!!」とテンション全開(^^)
ですが、
田中MANさんの作品は”かわいい”だけじゃない。
そこには深い洞察力と高度な画力、そして絵画への深い情熱が秘められているのです。
まるで、本当に水族館の水槽をのぞいてるかのような、「チンアナゴ」。
この呑気な目だけでも、やられちゃいますが…。
通の注目はこの背景…。
「すごい!水墨画も描くんですか!?」と思った方、残念。まだまだです。
この背景、「黒柿」という稀少な木の木目なんです。
このど〜みても海底の土に見える部分…実はほとんどかいていない…。
(あ、マスター的ダジャレになってしまった…。)
この木目を見て、「チンアナゴ」のアパート(^^)の絵が見えてくるなんて、
MANさん凄過ぎます。
茶道の世界でいうところの「見立て」に通じるものがありますね。
審美眼と風流心が問われる「見立て」。これぞ大人の粋な遊びです。
というわけで、今回は動物たちの背景にも大注目
!
これも、どう見てもサバンナの乾いた草原。
こちらは、乾いた大地でも、グランドキャニオン辺りの
土ぼこりの匂いがするようです。…そして大地の向こうには夕陽が…。
いやはや、本当にその「見立て」力のすごさに脱帽です。
でもね、この「見立て」、完成させるには描かれれる動物たちの生命力が描き切れてないと、単なる「木の板に描いた絵」になっちゃうんですよ。
動物も背景の木も、どちらにも命を吹き込む
田中MANさんの作品。
深〜く堪能してみてくださいね。
【田中MAN展】
2015年10月14日(水)〜10月25日(日)11:00-19:00(最終日は18:00まで)
定休日月・火曜日
在廊日:初日、土・日(
つくしの在廊もありかも…。)