明日2/24(水)より後半に入ります、
【亀山サ苗 作品展〜春望〜ひねもすのたりのたりかな】来たるべき春に向けてサ苗さんの”吉祥”柄をお守り代わりに選ぶ方も多いです。
そう、春はなんだか新しい事が始まりそうな季節。
その春に向けて背中を一押ししてくれるアイテムとして、毎日使う器をちょっとパワーアップするのもいいですよね。
今日はそのなかでも大人気の
「燕」と愛らしい
「鈴」をご紹介。
巣をかけた家に幸運をもたらすといわれるツバメ。
冬の渡り鳥が去った頃、春とともに訪れるツバメを昔の人は常世(あの世)からやってくるのだと考えていたのだそうです。
サ苗さんのツバメは雨雲をものともせず、軽やかに飛ぶツバメ。
雨雲の後には温かな太陽が輝く青空が訪れることを信じて飛ぶ健気な姿には、勇気をもらえますね。
今回の注目はこのカップ&ソーサー。
といっても、カップには持ち手がなくて小ぶりの湯のみという風情。
カップとソーサーを別々につかって、お煎茶とお菓子とか、お酒とおつまみとかいろいろ使えそう。
今の時期はこれで、ちょっと甘酒なんか楽しみたいな。

十字がかわいい箸置きと中鉢。
この大きさの鉢はホント使えます。お菓子器にもいいし、もちろん煮物や和え物にも。
ポテトサラダもいいし、意外と唐揚げをこんもり盛るのも…。夏になったらおそうめんとか…。と、とにかく万能!
新生活を始める方に、いかがでしょう?

そして、今回「かわいい〜!」と大人気なのが、この凛々しい豆皿。(ちょっと渡り鳥風に並べてみました。)
現在なにかに挑戦中な方、これからチャレンジして行く方、勇気をくれそうです。
つばめ=燕=えん=縁…きっと新しい「ご縁」を連れてきてくれそうな力強いツバメたちです。

今回気になって「これはどういう意味?」と聞いたのがこの
「鈴」柄。
シャンシャン…と音が聞こえてきそう。
さすがサ苗さん。ありました。これにも深い意味が(^^)
「鈴」の音には古来から「福を呼ぶ」もしくは「悪しきものを遠ざける」力があると言われていたんだそうです。
そういえば、あの澄んだ音は、自然界のどんな音とも違う。…道案内の人が鳴らすのも鈴の音………。
その鈴が描かれた大ぶりの湯のみ。
(ちょっとしたビアグラスにもなりそうなたっぷりマグカップサイズ。焼酎お湯割りなんてのも合いそうです。)
このテーマはずばり「魔除け」。厄を祓いたい方いかがですか?

飲み干した底には、ひょうたんが!悪しきものを閉じ込めて出てこれなくするんですって!

厄を祓って、閉じ込めて、さらには福を導くという、かなりの「強運」をもたらしそうな
「鈴」柄。
これまた、勇気をくれそうですね。
こうやって書いてるだけでも、なんだか元気な気分になってくる亀山サ苗さんの器たち。
ぜひ、じっくりみてみてください。
【亀山サ苗 作品展〜春望〜ひねもすのたりのたりかな】2016年2/20(土)~28(日) ※2/23(火)定休日
11:00-19:00 最終日:18:00まで
在廊日:2/27(土)・28(日)