【五里五里と呼ばれる島〜青地大輔写真展】5/25(水)より好評始まっています。
この春企画された県費での真鍋島滞在撮影の後も、引き続き現地に通っての新作を中心にした展示です。
(以下、本日当ブログ記事に掲載している青地氏作品は、ギャラリー展示作品70点の中から私Zマスターがピックアップしてマクロ撮影しトリミングを施したもので、実際の展示作品とは異なりますが、実作品の迫力とかを少しでも感じていただきたいという思いでご本人の了承を得たものです。)

考えてみれば自分の視点をどこに置くかで世界が変わって見える事ってありますよね。
私なんかは、目の前のコーヒー豆の焙煎具合とかばかり見ているのが日常だとしたら、たまーに日本て島国なんだよねーとため息を付きながら、この国の閉塞感を嘆いたりと…
その島の最小単位でもある瀬戸内の島々に、実はかつての日本文化や日本人の精神性の高さを見い出したとしたら…ストイックなまでに島を撮り続ける青地大輔は、島の開発で変わり行く前にかつては確かにあった日本を記録に残して行こうとしているのかもしれません。
ただ、技術的に高度な画像を試みているのではないのです。
島々の暮らしの中に入って交流を深め、その島独自に守られてきた風習などにも惜しまぬリスペクトで接しながらの作品に取り組むというのが青地流。
だからこその作品群は、失われつつある日本の原風景を映し出す普遍的な仕上がりとなって、私たちの心に迫って来るのではないでしょうか。

警戒を知らない真鍋島の猫たちののどかさは、おおらかな島民により反映されたもの…かつての日本のどこの町にもあったように思う光景。


島写真といえば青地大輔に!という方程式が商業写真の世界でも成り立ちつつあるのかな。
こちらは「せとうち暮らし」という雑誌2015夏号で青地氏の取材した島写真が何ページにもわたって掲載されています。
ギャラリーにもその他多数の青地氏が撮影を手がけた雑誌を広げていますので、ご覧になってください。


気になるギャラリーの展示風景です。
70点という写真個展では異例の半端ない作品点数とこれを設営するのに延々10時間をかけていますが、どれも皆さんに見てもらいたいという青地氏の情熱から来ています。
全て販売しています。

さてカフェエリアの黒壁の高い位置にかけられた連作は何なのか?
他にも謎を呼ぶ作品多し。
そもそも「五里五里の島」とはなんぞや。
答えは、当会場にて青地氏に聞いてね。

【五里五里と呼ばれる島〜青地大輔写真展】2016年5/25(水)〜6/5(日)
11:00-19:00 最終日:18:00まで
