よく、古いお寺や神社に「河童のミイラ」とか「天狗の骨」とかがご神体として祀られていますよね。
当時の人が、
岡本常秀さんの作品を目にしたなら、間違いなくご神体コースだったでしょう。
というか、今でも本気で不気味がる人もいるくらいまさに神の技!
(前回の河童は精巧すぎて、子供が怖がって近寄らなかったくらい。)
これは河童の手ですが、小柄な女性の手くらいあるサイズがまたリアル。
水かきだけじゃなく指紋もあったりして…。
素材もガラスって言われないとわからないくらい。
本当に妖気を発しています。
じっくり間近で見ていただけるように、Zの大机にどーんと置いてありますよ。

このお坊さまは?と思ったら、あの「
ぬらりひょん〜一般に、捉え所が無い化物であるとされる。詳細は不明。
民間の伝承には百鬼夜行の一員、海坊主の一種にその名称が確認される。
特徴的な形状をしたはげ頭の老人で、着物もしくは袈裟を着た姿で描かれている。」でした。
ちょっとありがたい感じなんだけどなあ。
これ、あまりにすぅっと美しすぎて、超絶技巧に気がつきませんが、実は「吹きガラス」の技法でできているんだとか。
これってすご〜い技術らしい。もし周りにガラス作家の方がいたら聞いてみてください。
「!!??」の反応になるはずだから。

こちらの「大蝦蟇」もすごい妖気を虹色の体から発しています!
まさに妖怪そのものを作り出してしまった岡本さん。ぜひその作品を見に来てください。


幼いころから妄想の激しい子でした。
この世界自体が夢であって目が覚めると
自分以外存在してないのではないとか色々考えていました。
小学生の時、幼なじみと二人で遠くまで遊びに行っていました。
空が暗くなり始め自転車で帰る途中、
夕日が沈んだ方向から光の球がどんどん近づいてきました。
幼なじみと二人怖くなって全力で自転車をこいで逃げました。
家の近くの池のほとりまで来たとき
その光は消えていたのを今でも鮮明に覚えています。
妖怪はいますよ。
妖怪はいますよ。
〜岡本常秀プロフィールより
【妖怪茶房3】2016年8/3(水)~14(日) 11:00-19:00 最終日:18:00まで
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石本 均志(写真)
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井本 真紀(ガラス)
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石川 真奈美(張り子)
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岡本 常秀(ガラス)
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加賀 雅俊(写真)
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北野 静樹(染色)
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白神 典大(ガラス)
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時実 月夜(絵画)
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鳥越 眞生也(デザイン)
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中村 文美(書家)
特別ゲスト
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柳生忠平(妖怪似顔絵・8/6 )
●後半の在廊予定●8/13(土) : 終日/
北野、夕方(時間未定)/
加賀8/14(日) : 終日/
石本・時実、13:30〜/
全員集合