1/30(水)より、
【中村文美作品展〜琥珀の文箱に文字を集めて】始まります!
なぜかちょっとハードルが高い
「書」の世界。
「イラストや絵画やオブジェなら”わかる”んだけど…。」
「まず、何が書いてあるのか読めないし…。」
日本人には最も親しみのあるはず(”習字”って一度は習ってますよね。)なのになあ。。と思ってる方、
「書」のイメージがガラリと変わるかもですよ!!
書家としても輝かしい経歴をお持ちの
中村文美さんですが、遊び心も同じくらい素晴らしい!
今回は”一度は読んだ”あの本の一節が、イメージそのままの「書」で表現されています。
文美さんの蔵書コレクションも合わせて展示。文美さんの書斎が、Zに出現します!
DMに登場しているのは、
高村光太郎 「冬が来た」(詩集『道程』)より。
きつぱりと冬が来た
八つ手の白い花も消え
公孫樹(いてふ)の木も箒(ほうき)になった
きりきりともみ込むような冬が来た…この後、「
…冬よ
僕に来い、僕に来い、
僕は冬の力、冬は僕の餌食だ」と続いてゆくのですが、
その潔い緊張感と、冷たさに顔をまっすぐにあげて前を向くような強さが、
感じられますよね。
合わせてこちらもどうぞ↓↓↓
読んで。見て。”挿書”の愉しみ。文字と本と書斎と。
【中村文美作品展〜琥珀の文箱に文字を集めて】2018年1月31日(水)~2月11日(日)
AM11:00〜PM7:00 最終日PM6:00まで
※2/5(月)・6(火)は定休日です。
在廊:2/3(水)・4(日)、11(日)
【中村文美 ギャラリートーク】
2/3(土) PM15:00〜 無料「書」と文学。どちらも「文字」で表現される世界。
これから「書」を楽しみたい初心者の方も。より深くこれからの「書」を感じてみたい方も。
気さくな楽しいトークで、新しい世界が広がりますよ。
ぜひ筆ペンをご持参ください。お楽しみのおまけつきです。
要予約・お問い合わせ:カフェZまで tel 086-263-8988
本と文字。一度は目にしたあの物語を「書」で。
映像や絵画を超えるほどのイマジネーション。
文字とはこんなにも、物語の世界を豊かに表現できるのか…。
”読む”文字から”見て感じる”文字へ。
新しい愉しみ方を体感してください。
カフェZ酒井