始まりました!
【小林泰子作品展〜はるいろ】まさに、ここだけ気温が何度が上がっているような優しい温かさ!
Zが夢のような癒し空間になっています。ことのほか、寒さが厳しい今年の春。
寒さで体や心が縮こまっている方、ここでホッと解きほぐしてみませんか?
一枚一枚違う天然の葉っぱに、草木染めされた糸を丹念に巻きつけていく
小林泰子さんの作品。
一つとして同じ形がないのは、私たちも同じ。
そこに、”運命”だったり”縁”だったりする、「糸」が巻かれることで個性になっていく…。
泰子さんの作品を見ていると、人と同じなんだなあ…と思ってしまうのです。
そして、その1枚の葉っぱが、いろんな葉っぱといろんな場所に集まり、響きあうことで、新しい物語が生まれる…。
「願わくば、私たちの人生もこの葉っぱたちのように、豊かで穏やかで温かいものでありますように…。」
泰子さんの作品に向かいあうと、優しい気持ちになるのは、そういうところから来るのかもしれません。
キラキラとした春雨の雨粒、もしくは水温む川面のきらめきのような色とりどりの小さな葉。
春が来た喜びに笑いあっているようです。
木漏れ日が降り注ぐような空間。ゆらゆら静かに動く様は いつまでも見ていたくなります。
芽吹く春。秘めた情熱や決意を思わせる”赤”。
泰子さんの作品の中ではここまの赤は今回が初めてだそう。
春が生まれた後のかけら。
泰子さんの”禁色”でもあった、情熱の”赤”から穏やかで静謐な”青”へ…そしてまた”赤”へ。
大きく揺らめく色と、今ままでにないくらい踊るように変化する葉っぱの形。
今回の泰子さんの新しい変化を象徴するような作品です。
一人の自分と向き合うような一枚。
虫食いになっても傷ついてもいつかそれが自分の”個性”の大事な一部なんだと
静かに春の空を見上げる日が来ますように。
相反する色が交互に重ねられた、ボーダーの葉っぱの作品。
近くで見ると2つの色でも、少し離れると一つの色に見えてくる…。
そういうところも人の気持ちとおなじですね。
それぞれの”春”に出会いに来てください。
【小林泰子作品展〜はるいろ】
2018年2月14日(水)~2月25日(日)
AM11:00〜PM7:00 最終日PM4:00まで
※2/19(月)・20(火)は定休日です。
在廊:2/17(土)、18(日)、24(土)、25(日)
お問い合わせ・予約:086-263-8988(cafeZ )