後半、始まります!
【安達知江硝子展〜はるのゆめうつつ】タイトルの「はるのゆめうつつ」優しくふんわりしたスウィートな…というイメージですが、
一方で春は”何か”が生まれてくる底知れない怖さもあるような。
安達さんの作品は、そのちょっと怖いざわっとする部分も持っていて、
明るくて可愛いだけじゃないところが魅力でもあるんです。
と、いうことで今回は
”ダークネス安達”をご紹介(^^)
今回の作品展の中でもひときわ異彩を放つ、あの黒くてびろ〜んと伸びたヤツ。
その名は
「闇」。正体はオオカミの姿をした夜。
正面から見たら、”オオカミ”の迫力が…。

でも後ろ姿はこ〜んなにのびてます。
森や山の闇。あかりがなく、まとわりつくような漆黒。
姿はオオカミですが、遠くから見ると山の稜線の上にも見えてきますね。

DMにも登場した”謎生物”。
一度見ると忘れられないインパクトです。
安達さん曰く、春の森の暗闇から生まれてくる命を表したんだそう。
姿はオオカミと思いきや、お顔が結構不気味・かわいい(^^;です。

そして、安達作品には忘れてはならない”もう一つの闇”
それは「トンネル」毎回、表現を変えて必ず登場しています。
今回は”闇”バージョンで。
安達さんの家の近くにあるトンネル。そこを通ることで、”外の世界”へ出て行くんだという気持ちになる…という儀式のような、結界のようなもの。
私の場合は、町境にある橋がその役目を果たしていましたね。
その橋が見えてくると「帰ってきたな〜」という気持ちになるような…。

森の中に住むいきものたち。
それは人の支配の及ばない世界。
神々しいような誇り高きオオカミ。

好奇心いっぱいの子狐。

こちらは同じオオカミでも、お調子者のニオイが…(^^;
安達さんはオオカミが大好きなんだそうです!

闇夜の森の道標となるのは星のあかり。
こんなところにも、星屑が落ちてますよ。
【安達知江硝子展〜はるのゆめうつつ】限定スウィーツ”
パート・ド・フリュイ”もどうぞ。
なんの味か当ててみてください。ちょっと難しいですよ(^^)

【安達知江硝子展〜はるのゆめうつつ】2018年4月4日(水)~4月15日(日)
AM11:00〜PM7:00 最終日PM6:00まで
4/8(土)、9(日)は定休日
在廊:4/12(木)・13(金):14:00〜、4/14(土)、15(日)