奇数月の第2金曜日といえば、
【451BOOKS 大人のための絵本講座2017 】!
その第2回目のお知らせです。今回取り上げる絵本は、
「ふたりはともだち」。
今は小学校の教科書にも載っているという”懐かしい〜!!”という声が聞こえてきそうなお話です。
【大人のための絵本講座2017】講師:451BOOKS 根木慶太郎 先生
日時:5月12日(金) 19:00〜20:30
アーノルド・ローベル「ふたりはともだち」
受講料 1,600円(お茶とクッキー付)1回のみでの参加も可能です。
要予約 cafeZ 086-263-8988
「がまくん」と
「かえるくん」。
冒頭に”誰でも知ってる”とかきましたが、私が知ったのは大人になってから。
甥っ子姪っ子が大喜びするガマガエル&カエルのぬいぐるみに正直???だった私。
いわゆる”カワイイ”とは程遠いルックスに、渋く地味な色合い。
甥・姪にせがまれて「これ〜?」と思いながら読んだのが出会いです。
しかし、いい。なんとも言えず温かなこの気持ち。
家族とも兄弟とも違う、ともだち。
小さいころの”おともだち”って感覚はこうだったんだよなあとしみじみ思いながら、
幼稚園の時、あんなに仲の良かったあの子はどうしているのだろう?と遠い目になる…。
夢中になって読む甥っ子姪っ子を見て、子供ってすごい。外見じゃないんだ…と妙に感心したことを思い出します。
さて、この”幼いころの温かな思い出”とともにある絵本に、どんな深い物語が隠されているのか?
大人になった今だからこそ、理解できることがきっとある。
自分の”想い”を持ってやってきてくださいね。知らない世界に出会えるはずです。
写真は、2017年3月開催
「星の王子さま」の講座風景です。
予想を超える反響で”自分の大切な物語”としての思い入れを持っている方がこんなに多いのか?と驚かされた第1回目。
ここではフランス空軍のエースパイロットとしての側面を持つ作者
サン・テグジュペリと戦争との関係についても取り上げていただきました。このことを知らなかった方も少なからずいらっしゃって、
「星の王子さま」という平和で愛らしいファンタジーと戦争との深い関わりに驚かれた方もいたようです。
私にとっても、いつも手に取れるところに置いてあるくらい思い入れのつまった物語
多くの人の胸をこんなにも打つのは、言葉一つ一つがとてもリアルに響いてくるから。
それは作者サン・テグジュペリの才能というだけではなく、彼にとって本当にリアルで切実な気持ちが描かれているからでしょう。
子供の頃に純粋に楽しんだ物語を、作者の生き方や苦悩を重ねて見ることができるのは”かつて子供だった大人”にしかできない愉しみ。
作者の人生を振り返りながら、物語に隠された甘さも苦さも酸っぱさも味わい尽くしてみませんか?
【大人のための絵本講座2017】講師:451BOOKS 根木慶太郎 先生全5回:奇数月の3月,5月,7月,9月,11月の第2金曜日(or第1金曜日)19:00〜20:30
その都度お申し込み可能です。
5回のうち1回のみでの参加も可能です。
1,600円(お茶、クッキー付)
要予約 cafeZ 086-263-8988●第3回 7/14(金)ジェームス・マシュー・バリー
「ピーターパン」
●第4回 9/8(金):エズラ・ジャック・キーツ
「ゆきのひ」●第5回 11/17(金):ルイス・キャロル
「不思議の国のアリス」