後半始まりました!
【尾崎雅子 作品展〜異界の門番】。
今回は「尾崎雅子ワールド」という”異界”全開!の作品群をご紹介します。
まずは「これ何〜んだ?」
金属?石?でできているように見える重厚にして美しい三角錐。
ピラミッド?…なるほど”異界”のテーマにふさわしいですが…違います。
ハードでシャープな印象ですよね。
こう並ぶとわかりますかね?この尖ったカタチ…。
そう、これスタッズ【studs】なんです。
(スタッズと聞いて、思わずニヤっとした方はかなりの尾崎雅子通。。)
靴やお洋服についてる鋲。この写真はZの壁面を下から見上げたところ。
と、いうことは…?
こんな大きなスタッズなんです!!
一見??これ何?と言われる方の多い作品。
「Zを留めるスタッズですよ(^^)」と言われたら、まるで自分が小人になった気分になる…。
世界がそれまでと違って見えてくる。
それが”異界への門が開く”ということ。
このスタッズ、今回の雅子さんの一番のなぞかけ作品かも。
こんな風にズラリ並べるのもいいけど、一つでも遊べますよね。
取り付け、取り外しも簡単。中も空洞なので小さな鍵くらいなら入りそう。
実は本当の鍵が隠されていた…。なんてのも素敵じゃないですか?
そして画面左は、これも意味深な”鏡”。
真正面に立つと「あれ?肝心の顔が映らない…?」
じゃあ、映っているのは何?
中央のどう見ても金属、のフレームは、もちろんステンドグラス(ガラスです)。
グランドピアノの形から聞こえてくるのは、
繊細で軽快な…いやいや重厚で荘厳な…アンニュイな…激しく叩きつけるような…。
どんな音楽が聴こえてきます?
”異界”案内、今日のところはこのへんで。
【尾崎雅子 作品展〜異界の門番】2018年10月3日(水)〜14日(日)
AM11:00〜PM7:00 最終日はPM6:00まで
※全日在廊してくださいます。