3/13(水)より後半に入ります!
【氏峯麻里 作品展〜流星前夜】。
会場に入った途端、別世界。ここでは自分が宙に浮いているような、無重力のような感覚に魅了される方が続出しています。心地よい夢を見ているような…と言ったらいいんでしょうか。
空間全体もそうですが、1枚1枚の作品のスケール感と物語の密度の濃いことと言ったら!!
1枚の作品=1冊の小説=1本の映画…と言うくらい見てると次から次へと物語が頭に浮かんできます。
ここではないどこかに、ちょっと旅に出たい…そんな方には特にオススメです。
あっという間に遠い異空間へ…気がつくと時間が経っていた…そんな作品展になっています。
会場中央の大作「流星前夜」三部作。素敵な何かが起こる前の期待感に満ちた街。
静かに、でも祈りを込めて時を待つ…この感じは、初詣に向かう夜の気分に似ているようにも思えます。
”流星”は”希望”や”願い”の象徴。それが天から私たちの地上に降ってくる…。
新しいことが始まる予感を、蝶の羽に込めて描かれた「羽化の街」。

今回はタイトル”流星”にちなんでか、星々がモチーフの作品がたくさんやってきています。
星々が生まれてくる夜の向こう。

ゆりかごにあやされているような「星の休息所」。
きっとどんな疲れた心も癒してくれそうな子守唄が聞こえてくるに違いありません。

降り注いでくる星たち。
この作品、手のひらに入るくらいの小さな作品なんです。
この小さな中にこんな壮大な物語が隠されていることがすでに驚き。
この作品こそが堕ちてきた”流星”そのもの。

きらめくジュエリーは地上に堕ちた星のかけら。

ジュエリーを纏う人は自分だけの星々を宇宙を手に入れた貴婦人。

昼間の星々は入道雲のベッドでお休み中。

星々の物語を、ぜひ会場で体感してみてください。
※作品の画像は全てトリミングして使用しています。

2019年3/6(水)〜3/17(日)
AM11:00〜PM7:00 最終日はPM6:00まで
定休日:3/11(月)、12(火)
在廊日:ほぼ全日在廊してくださいます。