始まってます!
【青地大輔「瀬戸内の光」出版記念写真展 A Night in Setouchi】今回は、写真集
「瀬戸内の光」出版を記念する写真展。
なので、いつもとは違って会場の中央に写真集を自由に眺められるテーブルと椅子が。座って写真集を手にしながら、壁に掛けられた作品と見比べながら過ごされる方が多くいらっしゃいます。
Zのギャラリーは、さながら夜の瀬戸内海に浮かぶ小島のよう。
四方からザザ〜っという静かな波の音が響いてくるようです。
青地さんの作品には、何か不思議な空気感があって、どの景色も一目で「青地さんの写真だ!」とわかるのですが、それは何なんだろう?とずっと思ってきたのですが、
この会場の中に立ってそれがわかりました。
夢で見る景色に似ているのです。
どこかで見たような、でも全く知らない場所のような、
懐かしいような、憧れの地のような…。
でも撮影された場所は、私たちの住む瀬戸内。
よく知っている場所なんのに、この世のものとは思えないこんな夜の顔があるなんて。
この本を見るのは「眠る前」をお勧めします。
いいことがあった日、もうどこでもいいかから遠いどこかに行ってしまいたいと思った日、眠れない日…。
ゆっくりページをめくっていると、波の音が聞こえてくるのです。
ベッドに入ったらスマホは封印して、この「瀬戸内の光」のお気に入りのページを1分眺める…多分、優しい海に漂うような眠りにつける気がします。
今回は、合わせて今までに
青地大輔さんが手掛けられた本も販売しています。
希少な本ですので、ぜひこちらも手にとって見てください。
「An island called Gori Gori 五里五里と呼ばれる島」2016年2月13日から3月11日まで笠岡諸島の真鍋島に滞在し撮影した作品を収録した同写真集。岡山県主催の「アートプロジェクトおかやま」アーティスト・イン・レジデンス事業の一環。
くわしくはこちらの記事↓もどうぞ。
「樹の瞳 Die Augenstamme」宮崎郁子作品集
エゴン・シーレに魅せられて、その平面作品を”人形”という立体に生まれ変わらせた宮崎郁子さんの奇跡の作品群。
「(シーレの作品が)まるで生きているよう…。」と見る人をくぎづけにしてきた宮崎さんの人形たちを写真家 青地大輔さんが撮影・装丁しています。
くわしくはこちらの記事↓もどうぞ。
カフェZブログ:
宮崎郁子人形展【 Die Augenstamme〜樹の瞳】きっと、びっくりの撮影秘話などが飛び出すんじゃないでしょうか?
こちらもぜひご参加くださいね。
【青地大輔「瀬戸内の光」出版記念写真展 A Night in Setouchi】 9/25(水)〜10/6(日)
AM11:00〜PM7:00 最終日はPM6:00まで
※9/30(月)、10/1(火)は定休日
「瀬戸内の光」出版記念トークイベント
10/5(土)PM2:00〜
参加費無料・要予約
※ご予約はカフェZまで:tel 086-263-8988
※イベント終了後参加者の方でドリンク注文された方にはミニデザートが付きます!
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