今週末,6/14(日)までです!【都築繪里奈 作品展〜・・・点点点】
今回が初個展の都築繪里奈(つづきえりな)さん。
今までずっと書き溜めてきた情熱が押し寄せてくるような、初々しい才能が詰まった作品展になっています。
まるで、これから咲いてゆく蕾を見るような楽しみ!
ぜひ応援してくださいね。
多分、作品に登場している少女は彼女自身。
(だって、ご本人にそっくりなんですよ(^^))
なので特に在廊されている時に作品を見ると、作品の世界と現実が入り混じって不思議な気持ちになってきます。
そこが繪里奈ワールドの魅力かもしれません。
現実と非現実の間(あわい)。
小さい頃、薄暗い木陰や夕暮れの影の中に、異界の入り口を見つけたような…。
見えないけど、振返ったらきっと何かいるはず!!とドキドキしながら足早に帰った帰り道…。
何とも言えないじんわりしたスリルとノスタルジーが混じった風景が現れています。
電話ボックスを見て、リアルに「懐かしい!」と感じる世代と
「昔の不思議なモノ」と感じる世代と…。
繪里奈さんはもちろん後者のはず。電話をかけるのに透明な狭いへやに入るって…??
スマートフォンが生まれた時からあった世代には、これは本当に「異界への入り口」。
映画「マトリックス」で主人公たちが電話BOXを探し回っていたのを思い出しました。(ってこの話も古いですね)
よくある街角の風景も繪里奈さんの手にかかるとたちまち不思議な空間に。
繪里奈さんの目には世界はどんなふうに見えているのか…?
家族写真でさえも。
小さい頃に、「ウチに帰ったらお母さんが猫になってたらどうしよう…。」とか、思ったことはありませんか? いや、実はこう見えてたかもしれない…。ほんとに。
ぬいぐるみとリアルな仔犬と、そしてわたし…。
あれ?生きてるのはどれ?…いやいや、そもそも生きてるってどういうことだったっけ?
夏の日の大冒険!鯨が迎えにきたよ!!
大きな透明な瞳を持った都築繪里奈(つづきえりな)さん。
彼女の瞳に映るのは多分”大人になってしまうと見えなくなる世界”かも。
”かつて子供だった”大人のみなさま。あの頃の気持ちを探しにきてください。
※掲載画像は作品の一部をトリミングしています。
【都築繪里奈 作品展〜・・・点点点】2020.6/3(水)〜6/14(日)
AM11:00〜PM6:00 最終日はPM6:00まで
インクを使った点描と、顔彩などいろいろな素材や画材で表現した
イラスト展です。
ひとつひとつは小さな点でも、それを積み重ねたことで線や面となる。
その積み重ねを作品からも感じでいただけたらと思います。
〜告知DMより