妖怪マスターたち、アイウエオ順にてご紹介します!
「私が育った町では
至る所に河童がおり(置物や建物やマンホールや標識にまで…)
岡山で言う桃太郎のように、河童だらけの町でした。
成長して気づきました。
私が神様と聞かされて育った存在は、実は妖怪とも呼ばれる存在である、と。
私の馴染んだ存在を、出身地での古い記憶を呼び起こしながら、表現していきたいです。」
「遠野物語」に登場する、狼の神とされる三峯様。
どうりで怖かわいいお顔。何か事が起きた時に源を明らかにしてくれる正義の味方です。

白神大典さんの硝子の蛇が乗っているのは
河童のお皿。

生まれたての
「件」。さてその予言とやらは…?

石川真奈美(張子)
「妖しいものに興味を持ち始めたのは、小さい頃に観たキョンシーがきっかけではないかと思います。
夢でうなされても、キョンシーになりきる姉に泣かされても、妖しいものへの興味は尽きず、そのうち本棚には河童や天狗、化け猫たちが出てくる本が並びました。
本に出てくる妖怪たちは妖しく、恐ろしく、そして愉快でした。
妖艶なおねえさんや変なおじさん、神様からボロボロの布団まで守備範囲の広い妖怪ワールドです
ので、難しいことを考えずにゾクゾク、ワクワク、ニヤニヤしていただけると思います。」
もう、びっくりです!それこそ予言です!

岡本常秀(硝子)□
Glass Studio Toos 代表
「幼いころから妄想の激しい子でした。
この世界自体が夢であって目が覚めると自分以外存在してないのではないとか色々考えていました。
小学生の時、幼なじみと二人で遠くまで遊びに行っていました。
空が暗くなり始め自転車で帰る途中、夕日が沈んだ方向から光の球がどんどん近づいてきました。
幼なじみと二人怖くなって全力で自転車をこいで逃げました。
家の近くの池のほとりまで来たとき
その光は消えていたのを今でも鮮明に覚えています。
妖怪はいますよ。
妖怪はいますよ。」
見た人は多分、本物と信じてしまうであろう”硝子”の河童の腕。

魔力を封じ込めた手紙が書けそうなガラスペン。もう争奪戦です!

これ、飛び出して見えます?
それとも吸い込まれそうに見えます?
異界への入り口とは、こんな風なものではなかろうか?

【秋の夜長の妖怪茶房】2020.9/23(水)〜10/4(日)
am11:00〜pm19:00 最終日:18:00まで
9/28(月)・29(火)は定休日
渡邊琢磨(備前焼)