私は、アートガーデン・プレゼンツ【小林テレサ展】最終日に駆け込みました。
「小林テレサ」さんは、イリノイ州生まれの生粋のアメリカ人なんですが、現在牛窓に工房を構えて、染色を中心に活躍されている作家さんです。
今回は、小柄なやさしいお顔だちからは想像できないような、ダイナミックなインスタレーションを中心にした展示でした。
あの巨大なギャラリー空間を易々と調理できる腕前は、やはり、五大湖的に雄大な物差しをご自身の懐にお持ちだからなんでしょう。
まず会場に一歩足を踏み入れたとき、みな一様に上を見上げて、口を開いて、感動の言葉を発するのでした、「ウワーッ!」
テーマは『ノリコエテユク』・・・・・生命の躍動、誕生、ミクロからマクロへ、光に向かって
こんなキーワードがぴったりなストーリー展開でした。
テレサさんの前向きで健康的な日常生活を垣間見ているようでもありました。
音楽も、自分の周辺の自然な音を録音・編集してのオリジナル。
かなり、元気をいただきました。

藍の手染め布が会場を縦横にはりめぐらされて壮観
向こうの人影、左がテレサさん、右がキュレーターOさん
by マスター