濱田美佐子作品展「キルトに生きる愛」には、多くの方に見ていただきありがとうございました。
備え付けのアンケートには、ステキなメッセージをびっしり書き込んでくださる方が多く、会期中毎日、本人に病院で読んで伝えることができました。
ステキな写真もいっぱいとっていただきましたのでここに紹介しておきます。
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こちら と
こちら と
こちら
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展覧会が終了して翌19日未明、濱田美佐子は、薬石の効なく69歳の生涯を閉じました。
もうそこまで頑張らなくてもいいからと言いたいくらい、頑張ってくれました、ありがとう。
本人のたっての希望で急遽開催した展覧会でしたが、開いてみてこの偉大なる義母から教えられることがいっぱいでした。
人を感動させるということ、家族愛、命の尊さなどなど・・・・・。
貴重な古布をふんだんに使っている贅沢な作品が多いとのコメントをいただいたときは、ピンと来ました。
美佐子の母親の着物で自分たちにサイズが合わなかったものがいっぱいあって、それを使っている話をいしていたのを思い出しました。
祖母→母→娘へと繋いでいくバトンのようなものを作りたかったんでしょう。
趣味とはいえ10年かけてこつこつ制作した愛情いっぱいの展覧会は、美佐子のダイナミックな自分史だったんですね。
私、濱田家では一番新参者の身内なんですが、最後に濃いお付合いをさせてもらうことができ、そこまで考えてしてくれたんだと思うと目頭が熱くなります。
展覧会場のアンケートとか、このブログにも彼女への励ましのコメントをたくさんの方から寄せていただき本当に感謝しております。
by マスター