今日は、日頃アトリエゼットで制作されている光延氏の絵画展を中心に紹介です。
光延/東馬場絵画二人展
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6月29日(金)~7月4日(水)
ギャラリーひらた(笠岡市中央町17-23、℡0865-62-3072)
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どちらも1980年生まれで、育ったところも鴨方・笠岡、「呉越同舟」という絵画グループに属し、今回自然なかたちで企画されたものです。
みずみずしい画風と確かな技術と実績で、これからがとても楽しみなおふたりです。
人物画と静物画です。
光延氏は、昨年の県展山陽新聞社賞を受賞するなど若手では実力No.1。
テンペラを得意とし、緻密な筆致とどこか和の心を持った画風は、どの絵も凛としたところを備えて、個人的にも好きです。
東馬場氏は、山陽新聞カルチャーで絵画教室講師なども積極的に取り組んでいます。
アクリル画で浮遊感の漂う独特な画風が面白く、人物の表情からは、氏のそのときの内面がうかがわれるかのようです。
今後、いろんな経験を重ねるにつれて、もっともっと複雑で奥の深い作品を展開されることでしょう。
期間中は、おふたりとも、常時在廊されるとのことですので、ぜひ足を運んでみてください。
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もうひとつ、福山にも足をのばしてみました。
堀越克哉展
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6月23日(土)~7月3日(火)
ギャラリーくわみつ(福山市大黒町1-1、℡084-922-3323)にて
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前回の
apt展に参加いただいた堀越氏の絵画個展です。
福山鞆の浦の漁港風景を中心に、水彩と油彩の作品が展開されています。
油彩には、氏の包容力あるお人柄が良く出ています。
実際の視点よりもう1段高く設定する独特の構図が、全体をあたたかく包み込んでいるような心象風景に昇華されています。
一転して水彩は、緊張感のある作品に仕上がっています。
その場で完成まで持って行くということは、そのときの天候、対象物の変化などを一瞬にとらえるためのバトルなんだ、ということが鋭い線の一本一本から伝わってきます。
そして、ひとつひとつの絵に短いけれど押しつけでないストーリーを付けてくれているのも、気がきいています。
氏のあったかさと繊細さの両方感じとれる面白い展覧会になっていますので、是非おすすめします。
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ギャラリーとはまったく関係なく、ついでにもうひとつご紹介。
ブルータス7/1号
「最新・食のトレンド番付発表!」はご覧になりましたか。
岡山県内のお店の紹介もちらほらあり、その中でP.85に掲載されている「笠岡諸島名物しまべん 真鍋島 あなご寿司」を買って参りました。
ゼット常連Shiomiさんが、その記事を見つけて、話の中で笠岡に行く便があったら注文をしようということに。
希望者を募って、本日、受け取りに行って参りました。
この時期は、ほかに鯛飯弁当(季節変われば、さつま弁当、貝柱弁当などもあり)もあります。
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注文は1種類あたり4個以上から受け付け。
1個1,000円。
3日前までに要予約。
マナコッチハウス笠岡市真鍋島℡.0865-68-3088
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お昼12時か2時のフェリー便でわざわざ笠岡山陽汽船桟橋に届けてくれます。
この日は、炊きたてが2時の便に間に合わず、20分遅れながらチャーター便で桟橋に持ってきてくれたのです。
いいんかいな、かえって恐縮です。
事前に遅れることを伝えに、笠岡市役所外郭団体で「島づくり海社」の守屋さんが待ってくれていました。
ますます恐縮です。
氏は、この元祖しまべんをプロデュースされた方。
町おこし、島おこしのためにこんな創造的な公務員さんもいらっしゃるんですね、頑張っていらっしゃいます。
無事に受けとって、出来たての弁当(鯛飯の方)を特権ですぐ食しましたよ!
保存料などの添加物が入ってないとすぐわかるすっきりした家庭弁当のよう、しっかりした味付け。
つなぎのない鯛のすり身をカリッと揚げた鯛コロッケはムチャウミャでありました。
希望者に配ったあと家に帰り、これから待望の「あなご寿司」を食します。
こちらの感想は、言うまでもないと思いますので、何も書きません。
笠岡の地元では、もうすでに注目株らしく、実は、先に紹介しました「ギャラリーひらた」さんの前にこの「しまべん」の専売所が9月からオープンするとの情報をキャッチしました。
これからブレイク必至!お早めに!!

by マスター