明日までですよ!まだ見てない方、お見逃しなく!

ゼットのカフェスペースの黒壁に静謐に並べられた写真達。
あまりにしっくり馴染んでいるので作品展が始まった当初は気付いてなかった方もいて
(今回はカフェスペースだったし)お茶を飲みはじめて「あ、これだ!」と思わず近寄ってみられる場面も(^^;)作品達にはそれぞれのタイトルも記載されたキャプションカードもなく、内心「いいのかな〜、これで。」と思ったり。
でも、しばらく眺めていると何となく青地さんの作品発表の視点が見えてきた気が…。青地さんの作品は「写真」や「映像」だけじゃなくて、それが発表される空間すべてが作品なんですね。「自分の制作した作品」+「発表される空間」=「青地作品」。
そう思うと、様々なところでイベントに参加されているのもわかります。今年だけでも
奈義町現代美術館、玉井宮東照宮・龍神祭、そして犬島時間…。きっとその場所その場所にインスパイアされた作品をその場所とコラボレーションすることで、作品が完成するのかな?
そう考えると、「ゼットの黒壁」を選んでもらったのはとっても光栄!
実際、カフェの雰囲気ががらりと変わって、今までとは違った一面が見えてきました。今回はソファー席に座ったときにちょうど目に入る壁にも作品を展示していただいているので、思いきってソファー席を「閲覧専用席」にしてみました。やっぱり、作品とは1対1で向かいあって欲しいから。
他のお客さまごしに作品を見るのはインテリアとしてはいいけれど、私としてはなんだか作品とへだたりがあるようにも思えるし、見る方も見られる方も落ち着かない気がするのです。
「青地大輔+カフェz」の空間は今だけ。この空間を体感してこそ鑑賞完結です!(と、勝手に言ってますがいいんでしょうか?青地さん。)
そして、青地作品を手に入れた皆様、自分の部屋に架けた瞬間、「青地大輔+自分の部屋」っていう新たな作品がうまれるとしたら…そりゃあ贅沢ですね。