またしても雪。
この「晴れのくに岡山」で1年の内に2度も雪が積もるなんてほんと珍しい。
子供の頃の雪の思い出は、なんだかいつもより明るい朝に起きるといきなり銀世界に変わっていて、大興奮!雪は寝ているうちに降り積もるもので、夜の雪はほとんど印象にないものでした。
だからでしょうか。子供心に夜の雪は神秘的で不思議なことの起きそうな、ちょっとこわいような…。そんなわたしが大好きだったのは「ナルニア国物語:ライオンと魔女」。映画はけっこう酷評されてましたが(^^)、わたしにはあのころ想像した通りの世界が映像になってる!というだけで感涙モノでした。
そして、幼稚園の頃から大好きだったのは「かさじぞう」←地味(^^)
あの小さなお地蔵様達が深い雪を踏み分けて一生懸命宝物を運んで来るくだりには、いつもうるうるしていたものです。思えばこの「かさじぞう」って「サンタクロース」に似てる!というか「サンタクロース」そのもの。サンタクロースはトナカイのそりに乗って颯爽と夜空を渡ってくるけれど、お地蔵様は小さい足で雪まみれになりながらエッチラオッチラやって来る。そこが、子供心にぐっときたんでしょうか?
Z家はテレビの無い雪の夜。雪の夜はこうしてみると長いですね。いろんなことをとりとめもなく思ってしまうのです。