さくらんぼの次の季節のくだものは「すもも」。
すもももももももものうち。
おかやま=白桃=桃太郎。の図式のなかで、いまいち目立たないすももちゃん。
あのえぐみのない素直な甘酸っぱさは思春期の味…。
すももって熟れぐあいによってどんどん味が変化していくのも楽しみのひとつ。はしりの淡いピンクの頃もいいし、完熟の深い赤紫のころの果汁がしたたるような味もおいしい。ふつう果物って一番おいしい時期が決まってるのに、すももっていろんな味があっておもしろいなと思いながらいつも食べてました。(夏になるとおばさんちから大量に届くすもも。冷蔵庫で冷やして一度に3つくらいは食べていたもんです)
そんなノスタルジックでちょっと控えめなすももちゃんをゼリーにしてみました。
ふるふると溶けそうなゼリーの中に、すももをまるごと1個。
「そういえば、すももってあったよね。」と思い出しながら楽しんでください。
クラスのなかにひとりはいた地味でおとなしいけどかわいい子。女子の記憶は薄いけど秘かに男子には人気があったりして。10年ぶりの同窓会で別人のように女っぽくなってて…。すももちゃんのとろりんゼリーは期間限定(すももの時期が終わるまで)ですよ!