5月の「週末教室」で好評だった「珈琲物語教室」、また機会があったらぜひ受講したい、という声にお応えして再度登場。
「おいしいコーヒー」とは、「よいコーヒー豆」であることが必要絶対条件であるということを軸に、雑誌『一個人』7月号でも紹介された世界最高峰の「コーヒー豆」とは、こんな豆、こんな農園が、こんな環境で、こんなに丹精込めて作っていますという話。
こんな良い「コーヒー豆」を入手するためには、自分で選ぶための見分け方は。
それに加えて、先日、見に行った映画『おいしいコーヒーの真実』にも言及して「フェアトレードコーヒー」の話。
もっと突き進んで、環境問題の大きな流れの中で、コーヒー消費国としてあるべき姿は。
残念ながら、日本は取組みが大変遅れており、世界的なうねりの中でこれからのコーヒー豆選びは、自分自身のライフスタイルそのものが問われている時代に入っていますということを語らせてもらいました。
もちろん、カフェゼットでコーヒーを飲むことの意義は、自然にエコ運動に関わっているという、そんな良いことにもなっているわけです。
そして、お待ちかね「テイスティング・タイム」・・・前回の反省を踏まえて、今回は全員当ててもらうつもりでかなりヒントを出したんですが。
みなさん、難しく考えすぎたりして、やっぱり銘柄を特定するのは大変みたいでした。
ファーストインプレッションを大切に!
今回は、お父様が大のコーヒー党で物心ついた頃には自分がコーヒー豆をミルで挽くことを任されていていて、それで煎れてくれるコーヒーを美味しく飲んでいたという筋金入りのコーヒー好きさんなども出席してくれて、講議終了後も質問が多く、時間をオーバーしてかなり盛り上がりました。
みなさん、遅くまでつき合ってくれて本当にありがとうございました。
少しでも多くの方にコーヒーを通じて環境問題を理解してもらいたいという使命みたいなものを今感じています。
ひきつづき9月にも同テーマでこの教室を開催しますので、ぜひ興味のある方は、ご参加ください。
日程は、近日中にお伝えします。
by マスター