NORi写真展〜柳緑花紅〜残すところ、あと2日となりました。
一度来られて、また絵葉書を買い足しに来られる方がいらっしゃるなど、好評をいただいてます。まだの方は急いでね。
尾道在住でしかも「元ミス尾道」のNORiさん。
それだけで岡山っ子の私なんかは「ほほ〜ぉ」と思ってしまうんですが、実はNORiさん生っ粋の尾道っ子ではないのです。私達と同じように「尾道」という街に魅かれ、とうとう住んでしまった…という。
だからでしょうか。
NORiさんの「尾道の写真」にはなんだか不思議なゆらめきがあるのです。
旅行者のような高揚感や楽しさもあれば、生活者のしての目もある…。
「尾道」は倉敷のように有名な街です。十人十色のイメージがついている。普通、そのイメージを盛り上げるか、裏切るか(いい意味で)の作品になりそうなものですが、NORiさんのはその視点がどっちもあるのが面白い。
「文化財のような街に生活するとはこういうことかしら?」と妙に考えてみたり。
そして、たくさんある写真を見ていると、ほんとに尾道の街に入り込んでしまった気になります。尾道は坂の街。車が入れない路地を旅行者は歩くしかない。
その、歩いてる速度で見えたものが、次々と写真になって現れる…。
今や家の近所でも自転車や車で移動する私には、歩く速度で見る風景がすでに非日常。だから旅行に出かけるとやたらあてもなく歩きたくなるのかもしれませんが、その「ぶらぶら歩き尾道」で見た風景が切り取られて次々に現れる様はちょっとデジャヴっぽくもあり、懐かしくもあり。
尾道を訪れたことのある方はいきなりその時の記憶が蘇りそうだし、これから尾道に行ってみようか、と思われる方はいろんな旅行雑誌をみるよりよっぽどレクチャーになりますよ。こんな風に表現してもらえる「尾道」は幸せな街ですなあ。
そして、NORiさん、この後も様々な企画が目白押し!NORiファンになったみなさま、ぜひ
コチラでチェックを怠りなく!