「乙女座展」もあと残すところあと2日になってしまいました。
ゼットも仕事帰りの乙女たちでにぎわっておりますよ。
さてさて、私の選ぶ乙女な逸品、第2弾です。
●タニオカミキ ミニチュアドール
この懐かしさと可愛さといったら感涙ものです。
前回の個展でもそうでしたが虫眼鏡片手にくぎづけになる方多し。
実は私の乙女のイメージはまさにこの世界。見た瞬間に胸キュンでした。
そして今回の逸品は、画面の右の「カメラ」を手にした子。パパのライカを借りて撮影会なの。という生意気そうな顔がたまりません。
Picoさんはスケッチブックを持った子がお気に入り。
茶色の水玉のワンピースとはちょっと地味じゃないか?と言ったら「この子はパリで絵の勉強をするのが夢で、だからいつもシックなワンピースをお母さまにねだって作ってもらっているんだよ。」と反論されました。どうにも妄想が止まりません。
●くるくるぶっくす
よくぞこんな本が、といいたくなるくらいかわいい本を集めてくださいました。
他の作家さんの間や背景に展示していたりでちょっと目立たないかもしれませんがぜひ手にとってください。
本の表紙の右下に注目!1冊1冊全部にくるくるさんが解説をつけてくれています。
特に洋書のかわいい本は「なんだかよくわからないけどかわいいわ。」という雰囲気購入になりがちですが、おかげで内容もわかって楽しみも倍増することうけあいです。
そして写真の逸品、この脱力系の動物は何?と搬入時話題に。じつはリスでした。
ものづくりをされる乙女達、希少本・参考物件の山ですよ!「乙女座展」の作家さん達に買い占められる前にぜひチェックしてください。
●村上トモミ マトリョーシカ
トモミさんのマトリョーシカ、毎回見せていただいてその度に新しい驚きがあるんですが、今回のこの妙に懐かしさを刺激する愛くるしさはなんなんでしょう?
「マトリョーシカ」らしい(ロシアっぽい)雰囲気がそうさせるのか?
そうしたら、隣でPicoさんが「う〜ん、白いブラウス、刺繍、リボン、レースの衿…これはまさにマスターの乙女なツボ…。」
やられました。さすがトモミさん。特にイチゴの柄の衿がぐっときました。
そして、毎回ですがそれぞれの「マトリョーシカ」の手許に注目!
今回お花に本に絵筆に、と乙女のたしなみグッズを手に登場。こういうところがトモミさんですよね!
そして、今回はトモミさんのイラストがジャケットに使われているCDも販売しています。
pitcher56「her abiding memory」
試聴もできますので気軽に声をかけてくださいね。
●梶原香織 花の小鉢
「秋の日のヴィオロンのためいきの…」といったしっとりとした雰囲気の作品の梶原さん。
深窓の令嬢がお友達とお茶を楽しむ時の器。と勝手に思っています。
Picoさんは梶原さんの作品を見て「御結婚される前の紀子様のイメージ」と言ってましたがなんとなく納得。
この写真の小鉢は注文を受けてお作りするようになります。この小鉢2枚重ねるとまるで八重咲きの花のよう。磁器の静かで凛とした風情がいいですね。
前回紹介した、フリーカップ&ソーサーのセットも、自宅のお庭のさざんかをモチーフに作成されたとか。そこもなんだか優雅な感じかしますね。
●ネコヲカヨ にゃいぐるみ
こちらは、元気いっぱいおしゃまな乙女ネコ達ですが、私のイチオシはこのコです。
ピンクのカラーリング、そして小首をかしげたいたずらっぽいポーズ!
これ、ネコヲカヨさんの仕種そのまま。作品は作り手をあらわすというけれど…。
会場でネコヲさんにあえたら、このポーズ、してもらってください。
おまけ・・・・・・・・・・
そして一年中、ある意味「乙女座展」状態なのはお隣
Fabrique451さん。
そこで一目惚れした
オカベマキコさんのショットグラス。
この微妙な色の入り方がアンティークのようです。他にも色がいろいろありましたよ。
最初はこれで一杯、と思ってましたが、何気なく
西澤暢子さんのドイリーにおいてみたら絶妙でした。今は一輪挿しになっておりますよ。
by マスター