コウブンさん、今回の作品展はポストカード集
「ケモノ面の旅」の出版記念展でもあります。

あの不思議な生命力を感じる、ケモノ?鳥の面が様々なところに出かけていきます。
海辺の街へ秋の風景へ、子供たちのなかへ…
ほんとに生きているように見える面たちは、ユーモラスでどこか切ない。
それが異邦人の心もとなさなんでしょうか?
旅先の妙に高揚した、でも一抹の寂しさのある気分にさせてくれる写真集です。
この本には「何故、ケモノ面なの?」という問いかけに対するコウブンさんの思いが綴られています。ファン必見!
こうして、一同に会する姿は、次の旅を夢みているようにも見えますね。
そしてもう一冊の
「不思議な鳥」。
これはPicoの大好きな一冊。コウブンさんの銅版画に
林原玉枝さんが童話をつけたもの。これが、とってもいいんです。
どことなしに切ない童話に銅版画がぴったり。
Picoは中でも「ゴジラの商売」がお気に入り。ちょっと落ち込んだ時とかに読むとなんだか元気になれるような…。自分の身の丈にあった生き方を誠実に生きて行くゴジラくんがとっても愛おしい。ぜひぜひ、読んで欲しい一冊です。
マスターはコウブンさんの描くゴジラが、Picoにそっくり!と言って笑ってましたが。

こんなに多彩な活動を繰り広げるコウブンさん。
その驚きのプロフィールは→
コチラ。ほんっと多彩!