はじまってます。
" The World" 青地大輔写真展。

イベントでの大掛かりな作品の印象が強い青地さんですが、今回のゼットでは
静かで、でもハッとさせられる、もう一つの「青地大輔ワールド」全開。
実は、写真はあまりよくわからない私…。
でも同じ風景でも作家さんによってこんなに違う印象になるのか…と最近思っています。ほっこりした作品になる方、ドキッとした作品になる方、がーんと衝撃的な作品になる方…。
今回の青地さんの作品は…そうですねえ、声高になにかを叫ぶわけではないけど、なにかが心の奥にきらりと引っ掛かる、そんな感じがします。
清らかで静かな湖に波紋が拡がる驚きのような…。
一瞬を永遠に閉じ込める緊張感。ありふれた日常の中にこんな「世界」があったのか。と発見する喜び。う〜ん、これはまさに俳句の世界…。

日常のなかに隠されている別の世界に通じる小さな入り口のような作品達。
タンスの向こうにナルニア国が拡がっているように、この別の世界に通じる「入り口」、手に入れてみませんか?