猫派もそうでない派も見るなり「かわいい〜〜!!」の歓声があがる、
”帰ってきた!”にくまんあんまん展ですが、じつはこの猫ズ、作家ミユタコさんに出会うまでは過酷な経験をしているのです。------以下、作品展プロフィールより〜
「2002年、念願のペットOKのマンションに引っ越したことを機に、ネットの里親募集掲示板で見つけたのが、まだ子猫のモモでした。
モモの保護主は、大阪城公園の野良猫を保護する活動を仲間とされている方でした。残念なことに、野良猫を虐待する人が少なくなく、親兄弟が次々と悲惨な目に遭う中、寸でのところで運良く保護され、うちに来ることになりました。
そんなモモに付いてきたのが、モモより1年早く保護されたユウヒでした。心ない人のせいで、しっぽはない上にもう大人だし、顔は怖いしで、もらい手がずっと見つからなかったそうですが、オスとは思えない子猫の面倒見のよさと、猫とは思えない愛想のよさでモモの兄代わりとして、一緒に我が家の家族となりました。」
前回の
にくまんあんまん展を開催するときミユタコさんから「モモとユウヒを保護してくれた方の活動を少しでも支援したいのだけど、こんな悲惨な境遇の猫の写真展ってカフェで紹介していいのかな?」と相談がありました。
結局前回の作品展ではほとんどこの内容は紹介せず、売り上げの一部を寄付するという形をとられたのですが、「かわいく、おもしろいだけでほんとにいいのかな?」という気持ちは、ずっと私達のなかにくすぶっていたのです。
今回、猫ズの経歴を紹介することで、いわゆる”野良猫”と呼ばれている猫たちが、せめて「猫」として誇り高い一生をまっとうできるよう周りの人間が見守ってあげてほしいと思いました。
本日の猫ズ
そうはいってもアンタたち、この平和さはどうなのよ!?
「かなしうてやがておもろき猫ズかな」…アレ?
これでいいニャだ!