にくまんあんまん展は猫ズが主役。
だからというわけじゃないですが、Zにはただいま、動物たちの楽しい(笑える?)本が
451BOOKSさんより届いています。その中からPicoのお気に入りをご紹介。
まん中の
『アメリカワニです。こんにちは』
これはABCブックなんだけど、このワニ一家、肉食獣とは思えないおっとりしたほのぼの一家。
いや〜、見た目ワニ(といってもちょっとメタボ気味)だけど実はカバなんじゃないの?というくらいのんびりしたとこが妙にかわいいのです。昔の絵本の印刷っぽい色合いもいいかんじ。
左右の
『おれはねこだぜ』『せかいでいちばんおかねもちのすずめ』はどっちも超くいしんぼうのお話。(カフェにぴったりですな。)
『おれはねこだぜ』は熱を出した時に見る悪夢のようなちょっぴりブラックなお話で『〜すずめ』は小学校の教科書に載ってそうなお話なんだけど、どっちもユーモラス。
『〜すずめ』は絵が超かわいい。ぴーちくぱーちく、いかにも言ってそうで(^^)
そして、ここからは
にくまんあんまん展協賛?Picoの独断と偏見で選ぶ猫本ランキング!
下記ランキング3册、Zでは購入いただけませんが、Z文庫には並んでいます。よかったら読んでみてくださいね!!
【第3位】 猫写真の「神様」の教えが詰まった聖典・・・・
『ネコを撮る』
もう説明はいりませんね。あの岩合光昭さんの著書。
もちろん、撮影のコツをとてもわかりやすく教えてくださっているのですが、それよりなによりネコたちと信頼関係をいかに結んでいくかが描かれた素敵なお話が満載です。
なんだか、自分でもあんな写真が撮れるんじゃないかと思えてくるから不思議。
読んでウチの子をかわいく撮るもよし。野良猫くんたちと交流を深めるもよし。
【第2位】我こそは猫好き!を昇天させる萌え萌え本・・・・
『ねこの肉球(完全版)』
これは…正直言ってかなりアブナイ。
猫好きな方に見せた瞬間、「ぐわぉぎゅえおあ〜〜〜」と何語かわからない音を発して悶絶死しても不思議じゃないくらい危険度が高い。
まあ、この表紙だけでやられちゃった人かなりの数だと思います(^^)
肉球フェチにはたまらない写真がこれでもか!と載っておるのです。
この本を見ながら思わず「ぷにぷに〜」とか言っちゃいだすとかなり重症ですよ(^^)
そして、「肉球占い」までついてますからね〜。「ウチの子は〜どのタイプ〜?」
あぁ〜ますます危険です。
じゃじゃーん!!
【第1位】 本を開くのに覚悟が必要なくらい泣ける本・・・・
『民子』
泣ける猫本は「100万回死んだ猫」「ノラや」とかいろいろありますが、Picoにはこれがベスト1。
トラ猫を飼っていて、作家やアーティストなど夢に向かってがんばっている…そんな人にはきっと号泣ものでしょう。
何回も何回も読みましたがその度に涙が溢れてくる(涙で滲むどころではない)、人前で読むにはかなり勇気がいる本です。
これ、もとはマルハのペットフードのCM。じつは”あの”浅田次郎さんの作なのです。
物語・写真も素晴らしいのですが、本の終わりに納められた手書き原稿の美しいこと!
この物語、なんと原稿用紙1枚分。きっちり400字でできているのです。
名人芸と心意気と猫を愛する心とに感動してまた涙してしまう…。
【特別賞】SF好きと猫好きは両立すると確信した本
・・・・『夏への扉』
じつは秘かにSF好きのわたくし。この本を読んで「ねこを飼ったらピートと名付けるんだ!」と決心した中学時代。(実は未だに名付けれていません…)
ジンジャーエールが好きで、冬にはどれかのドアが「夏へ通じる扉」と信じ家中のドアを開けさせてまわる、そんなイカした猫と暮らしたいと夢みた一冊です。