GWまっさかり!みなさま、いかがお過ごしでしょうか?
ゼットは、今日・明日5日とお休みしております…。
でもどこに遊びに行くっていうわけでもなく…。
そして、遅くなりましたが先日
「こんぴら歌舞伎」に行ってきました。
小さい頃から、おじいちゃんとよく観てた『劇場中継』で歌舞伎好きだったPico、日本最古の芝居小屋といわれる
「金丸座」での大芝居。一生に一回は行ってみたいな〜と思っていたのです。いや〜、すごかった〜。

お正月しか行ったことのない「こんぴらさん」、駅から大芝居一色!

おお〜!のぼりに気分も高鳴ります!

この賑わい!!まるで江戸時代にタイムスリップしたみたいで大コーフン!
おべんとに、おだんご、草餅も欲しい…といきなり買いまくり!

今回の演目の
「俊寛」「恋飛脚大和往来」「身替座禅」の役者絵も素敵です!

そしてちっちゃなねずみ木戸をくぐりいざ、劇場内へ…。
入り口ってこんなに小さかったんですね。お茶席にも通じるこの狭さ…日本人の別世界への入り口とは小さいことがキーワードなのかしらん。(おむすびころりんとか…。)
お席は、憧れの枡席!!ど真ん中!わ〜い!
と思ったら、せ、狭い…一枡5人なんだけど、PIco×5でもキツキツなんじゃないか〜?というくらいの狭さ。江戸時代の人はほんとに小さかったんだ〜と妙な優越感にひたるPIco。

同じ枡の方とは「袖擦りあうも多少の縁…」どころじゃない、膝の上に座っちゃおうかというくらいの密着状態(^^)
でも、そんなせいで舞台に近いこと近いこと!
そして、できるだけ昔のままの小屋のままの
「金丸座」、空調は開け放たれた窓からそよいでくる薫風、客席のあかりも自然光…。ときおり聞こえてくるのは小鳥のさえずり…。
近代的で大きな劇場でゆったりしたシートにもたれて観るのもセレブな感じでオシャレだけど、この江戸感覚、こりゃたまりませんわ〜!プラチナチケットになるのわかる〜!
「恋飛脚大和往来」は心中を覚悟した二人の雪の道行き。はらはら舞う雪のなか、気分はすっかり真冬。心もしんしんと冷えてきたクライマックスで、役者さんの台詞に呼応するように…「ホーホケキョ!」。
いや〜、素敵です。出来過ぎ!!
そこでPico芭蕉、一句『鶯の大向こうかな金丸座』。どう?