「佐藤」とくれば「とも」と名付けたくなるんでしょうか?
それとも、姓名判断で「とも」がバッチリなのか?
なぜだかわかりませんが、この
佐藤智美×朋子×智子ほとんど回文ネームの3人(^^)
作風も全く違うのに、よく混同されるようです(^^)
かくいう、私もマスターと
「こんど「さとうともこ」さんの個展あるよね〜?」
「うん、いいよね〜あの色、独特で〜。」
「うん、ちょっと明るいムンクって感じもするし。」
「??ムンク?そう…かあ?」
「あの、家とかさあ。」
「??家??まあ、家といえば、家に見えんこともないけど…。」
「そう?家じゃなかったら、なんだろ?倉庫かな?」
「???」
このアタリから、かなり怪しい感じになってくるんですが、Pico→朋子さん、マスター→智美さんを思い描いていたのでありました(^^)
それでは、ここでばっちり覚えましょう!
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まずは、ちょっとアンニュイな大人の女性のイメージの
佐藤智美さん、岡山の若手作家さんには少ない抽象絵画を描かれています。

「抽象画ってわからない…。」とか「何を読み取ればいいんですか?」とか、なんだか普通人には理解出来ない難解至極なモノと敬遠される方もいますが、智美さんの作品は見る人全てを受け入れる優しさがあるように思います。
じっと見ていると、その時の気分によって楽しく感じたり、淋しく感じたり…。
なんだか、心の有り様を映す鏡のような。

寝室に飾るとしたら、智美さんの作品かな…。と思ったりして。
その日の出来事を思い返しながら深呼吸をしたり、朝目が覚めて「今日の気分は?」と自分に問いかけるにはピッタリの作品な気がします。
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お次は
佐藤朋子さん。
ドイツに絵画留学中の朋子さん、わざわざドイツより作品を送ってくださいました。
今回の「緑の風景」、ゼットの黒壁に映えること、映えること!!搬入時に驚きの声が上がったほどです。
朋子さんの作品の印象は「日本じゃない…。」
いやいやドイツ留学中ということだけじゃなくて、なんだか、乾いたひんやりした空気を感じるんです。うまくいえませんが、日本のしっとりとした瑞々しい感じじゃなくて、ヨーロッパ。
初秋の乾燥してて晴れ渡っててちょっと暑いけど、空気冷んやりした…そんな感じ。

今回出品してくれた「ズース」な作品達↑↑↑は、実はすべて朋子さんの好きな有名なオリジナル作品の一部をモチーフにしたもの。
さあ〜、わかりますかね?タイトルカードに副題として書いてありますけど、英語だからな(^^)
ゲーム感覚で読み解いてみるのも知的な大人の遊びでしょうな。
朋子さんのドイツ留学生活を綴った
ブログも素敵。憧れます〜。
こっちもチェックしてみてね。
ここでも「名前」にまつわる楽しい話が展開しております(^^)
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そして
佐藤智子さん。
いつもお会いするたび、マシュマロ〜!と思ってしまう(^^)ふんわりした印象の智子さん、現在新婚ホヤホヤ…。木工意匠師のご主人、
関野倫宏さんと西粟倉村で制作されています。
今回の「Sugar5展」の打ち合わせの時のこと。
「せっかく『さとう』さんが集まったんだから『甘〜い』作品をお願いします。」とマスターがリクエスト。
「うう〜。そのお題、難しいです…」と皆さん頭を抱える中、智子さんだけは、「大丈夫ですよ♪今の生活そのままを描けばいいんですよね♡」と余裕の微笑み。
他の方からブーイングの嵐でした(^^)
その素敵な新婚生活の一端は、会場のプロフィールでもうかがい知ることができますよ。

清らかで凛としていて静謐な印象の智子さんの作品、今回の「祝福の花」シリーズの鮮やかな色彩は弾む心と秘めた情熱を表しているようで楽しくなりました。

ぜひ、しあわせのおすそわけ?をいただいてくださいね。