あとで考えると、布の妙を堪能する一日になりました。

まずは朝いち、倉敷市中央の
ギャラリーKへ。
【松島千紗】さんの染織と造形の個展です。
千紗さんは、名前の示す通り、この道に進むべくして生まれたような方。
設計図→先染め→定着→糊引き→織り
その気の遠くなるような作業工程・時間を経て出来上がった作品に敬意を払わずにはおれません。
ビビッドな虹色のグラデーションは、古代ペルシャガラスの輝きを・・・・
かと思えば、インドのマドラス地方に古くから伝わる格子柄なども連想させてくれます。
インスタレイションもセンスが良くて出色です。
今月12日(日)まで、ぜひ見に行ってください。

そのあと、玉野市築港のギャラリー「サンコア」にひとっ飛び。
こちらは、陶芸【ヨシダコウブン】さんと型染【石北有美】さんとのオブジェ二人展。
コウブンさんの作るキモかわいい架空動物の陶オブジェは、さらに進化をとげています。
そして、有美さんのダイナミックなデザイン・色合わせの型染めによる布オブジェも必見!
いずれもどこか琉球王朝時代の流れを汲んでいるような雰囲気が妙にマッチング。
今月12日(日)まで、こちらも見逃せません。

最後の紹介は、岡山市東区政津のギャラリー
石原田園ギャラリー。
版画とヌビ【中谷省三】さんと、ポジャギ【石原育子】さんとの二人展を開催中。
育子さんは、当ギャラリーのオーナー夫人で、いつも優しくゆったりしたリズムで私たちを迎えてくださいます。
おふたりとも根っからの韓国好きで、中谷さんにあっては、本場韓国で人間国宝級ヌビ作家さんに教えを請うたほどの惚れ込みよう。
ヌビは日本で言えば、刺し子のような技法の布物。
ポジャギは、キルトのような技法といえばよろしいでしょうか。
いずれも韓国伝統のものをそれぞれにオリジナリティを出して制作されていました。
使うほどに良い味を出すと思われる作品の数々、ひと針ひと針に作家さんの思いを感じ取ってみてください。
7日(火)明日までです!
当カフェゼットで開催中の『さとうな5人展』も12日(日)までになりました。
こちらのブログにも紹介されています、ありがとうございます。→
こちら
by マスター